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豊国神社

豊国神社

愛知県名古屋市中村区の中村公園内にある豊臣秀吉を祀る神社が豊国神社(とよくにじんじゃ)。豊臣秀吉は、伏見城での没後、神号「豊国大明神」を下賜され、まず京の豊国神社に祀られました。中村公園(尾張国愛知郡中村)は秀吉の生誕地と推測される地で、明治18年に創建されたのが豊国神社です。

豊国四社のひとつで秀吉生誕地に近くの社

明治18年に創建されたということは、御三家筆頭といわれた尾張徳川家の治世では、秀吉の出身地といえど、さすがに秀吉を祀る社を創建することは憚(はばか)られたのだと推測できます。

参道の「中村の大鳥居」は、愛知郡中村(現在の中村区周辺)が大正10年に名古屋市編入(当初、西区に編入)を記念して浄財を集め昭和4年に立てられたもの。
秀吉の生誕地を示す「豐公誕生之地碑」は社殿東側の公園内に立っています。

豊国神社では豊臣秀吉の誕生日である旧正月1日に『神誕祭』、5月第2日曜には『太閤祭り』も齋行。
豊国神社のご利益は出世、開運、出世、建設安全、そして茶道上達など。

すぐ近くの常泉寺には産湯に使ったと伝えられる井戸、秀吉お手植えの柊が現存。
中村区押木田町にある下中八幡宮は秀吉の氏神といわれ、秀吉の幼名日吉丸は境外社・日の宮神社に由来。
中村公園内には名古屋市秀吉清正記念館も建っています。

ちなみに豊臣秀吉を祭神にする京都、名古屋、近江長浜の豊国神社、大阪の豊國神社は「豊国四社」と呼ばれています。
ほかにも、金沢、小松島、福岡・博多などに豊臣秀吉は祀られています。

豐公誕生之地碑
豊国神社
名称 豊国神社/とよくにじんじゃ
所在地 愛知県名古屋市中村区中村町茶ノ木25中村公園内
関連HP 豊国神社公式ホームページ
電車・バスで 地下鉄東山線中村公園駅から徒歩10分
ドライブで 名古屋高速5号万場線黄金出口から約4km
駐車場 中村公園駐車場(25台/有料)
問い合わせ 豊国神社 TEL:052-411-0003
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

豊国神社

滋賀県長浜市にある豊臣秀吉(豊国大明神)、加藤清正、事代主命(ことしろぬしのみこと=恵比寿神)などを祭神とする神社。秀吉ゆかりの一社。現在の長浜市の基礎を築いたのは小谷城攻略後、長浜に城を築いた羽柴秀吉。秀吉は長浜の恩人で、豊国神社は長浜町

豊國神社

天下を取った豊臣秀吉が祭神の神社。明治12年、豊国神社の大阪別社として中之島(現、大阪市中央公会堂が建つ地)に創建。昭和36年に大阪城公園内(大坂城二の丸)に移築されました。出世開運の社として有名です。明治天皇が再興を布告し大阪に創建された

千畳閣(豊国神社本殿)

天正15年(1587年)、豊臣秀吉により戦歿将兵の慰霊のために建立された857畳の大経堂が、宮島の千畳閣。神仏分離で、明治5年に大経堂を千畳閣と改称し、本尊・釈迦如来座像などの仏像を大願寺に移し、豊国神社(とよくにじんじゃ)の本殿となってい

妙行寺(加藤清正生誕の地)

愛知県名古屋市中村区中村町にある日蓮宗の寺、正悦山妙行寺。かつては東に200mほどのところにあり本行寺という真言宗の寺でしたが日蓮宗に改宗し妙行寺に。慶長15年(1610年)の名古屋城築城の際、普請の命を受けた加藤清正は築城の余材と普請小屋

常泉寺(豊臣秀吉生誕の地)

愛知県名古屋市中村区にある日蓮宗の寺、太閣山常泉寺。当初は豊国大明神(秀吉の神号)の廟堂として、加藤清正と妙勝寺(現・海部郡甚目寺町)円住院の日誦上人(にっしょうしょうにん)が開山。御神体は秀吉の肖像画。常泉寺はその別当で、境内には秀吉公産

中村公園

愛知県名古屋市中村区、明治18年建立の豊国神社を中心に整備された純日本風廻遊式林泉庭園が美しい名古屋市営の都市公園が、中村公園。公園に隣接する常泉寺(地名は木下屋敷)は豊臣秀吉の生誕地と称することから、中村公園内に「豊公誕生之地碑」が立って

豊国神社・大鳥居

愛知県名古屋市中村区、豊国神社へと続く豊国参道の中村公園前交差点近くに立つのが、豊国神社・大鳥居。地下鉄東山線・中村公園駅を下車し、中村公園・豊国神社に向かう際に、最初に目に入るのがこの大鳥居です。高さ24.5m、幅34mの大鳥居は、国内5

 

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