秋田県仙北市、田沢湖の北岸にあり湖神でもある辰子姫を祀る神社が御座石神社。湖が田沢潟と呼ばれていた頃、絶世の美女といわれる娘が、自分の若さと美しさを永遠にとどめたいと百日百夜の願を掛けました。満願の夜、大蔵観音のお告げにより、山に湧く水を飲むと、飲めば飲むほど喉が渇き、ついには龍に化身したいう伝説が残されています。
藩主が座った石が社名の由来に
慶安3年(1650年)、秋田藩主・佐竹義隆(さたけよしたか)が田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだことに由来する社名で(明治44年の蛭見神社、浮木神社合祀までは龍神社と称していました)、佐竹義隆が社殿を建立しています(天保年間にも秋田藩が社殿を再建)。
佐竹義隆は、秋田藩の藩制を確立、新田開発など藩内の産業発展に尽力した藩主です。
本殿には龍の姿をした像が安置され、境内には下半身が龍となった辰子座像、1本の木から7種類の木が生えた「七色木」や、辰子姫が飲んで龍となった「潟頭の霊泉」、辰子姫が姿を映した「鏡石」などがあります。
社務所では美人祈願や縁結びのお守を授与。
御座石神社 | |
名称 | 御座石神社/ござのいしじんじゃ |
所在地 | 秋田県仙北市西木町西明寺潟尻 |
関連HP | 田沢湖角館観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR田沢湖駅から羽後交通バス田沢湖一周線で、御座の石神社前下車、徒歩1分 |
ドライブで | 東北自動車道盛岡ICから約48km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」 TEL:0187-43-2111/FAX:0187-43-2077 |
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