北アルプスの3000m峰を越え、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。すでに山上では紅葉が進み、雪景色を待つばかりですが、冬季閉鎖になる前の冬景色を楽しむ『予約WEBきっぷ』を2025年10月3日(金)に発売開始。利用可能なのは11月末までで、以降は冬季閉鎖となります。
利用は11月に限定というきっぷで、扇沢発のみ販売
販売期間は、10月3日(金)15:00~11月29日(土)15:00。
利用期間は、11月4日(火)~11月30日(日)で乗車時間は8:30~13:00となります。
13:00以降出発便を利用の際は当日券を購入。
取り扱い区間は、扇沢〜黒部ダム、扇沢〜室堂の片道もしくは往復と、扇沢〜大観峰、扇沢〜黒部平の往復です。
大町温泉郷に宿泊すれば、日帰りでの利用も可能。
また、「扇沢~長野」を運行する特急バスや、「扇沢~信濃大町」を運行する路線バスに乗車できる「オプション利用券」も販売しているので、「WEBきっぷ」と合わせて購入することで、当日はスムーズに各乗り物へ乗車が可能になります。
雪の立山連峰は、戦国時代の天正12年(1584年)、佐々成政(さっさなりまさ)が富山城から、立山カルデラ、ザラ峠、針ノ木峠を越えた(「さらさら越え」)アルプス雪中横断で浜松城の徳川家康に救援を求めたという故事がありますが、それにちなんで、ホテル立山の「レストラン立山」では、「さらさら汁」とミニ白海老唐揚げ丼がセットになった「さらさら御膳」も用意されています。
また、ホテル立山内の「ティーラウンジりんどう」では、雪景色を眺めながら温かい水出しコーヒーを楽しむことができます。
日本最高所に建つ日本ホテル協会にも加盟のホテル立山は、2026年夏で営業終了。
最後の晩秋の景色を眺めるためにホテル立山に泊まるのもいいでしょう(雪の中を歩かずに旅ができます)。
散策は、ミクリガ池まで散策路を徒歩20分ほど。
新雪の中を歩く可能性もあるので、それなりの靴が必要です。
長靴はホテル立山で無料で貸し出し(宿泊者対象)。
立山黒部アルペンルート冬景色『予約WEBきっぷ』発売中! | |
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