酸ヶ湯温泉近く、地獄沼と国道を隔てた反対側にある東屋風の温泉施設(酸ヶ湯温泉から徒歩7分)が、ふかし湯。「まんじゅうふかし」とも呼ばれていますが、「まんじゅう」とは、津軽弁で女性の象徴を表す言葉。つまり、女性が下半身を温める温浴効果が期待できるわけです。
服のまま「入浴」する野外天然温熱ベンチ
天然蒸気が噴き出す上に青森ヒバのベンチを設置し、そこに腰掛けて温まる(ベンチの下に温泉が通っている)という原始的ですが効果が高い温泉療法。
「子宝の湯」
婦人病、冷え性、腰痛などに効果があるからぜひお試しを。
もちろん服を着たままでOK。
泊まって納得! 取材班おすすめの八甲田・奥入瀬の宿は!?
八甲田・奥入瀬というと歴史ある温泉もありますが、ひとつの注目は、青い森という美しい森。
その森の雰囲気を活かした国内最大級の洋風ログ木造建築のリゾートホテルが「八甲田ホテル」で、まずはここをぜひ候補に加えてください。
温泉旅館でいえば、やはり「蔦温泉旅館」は候補の筆頭です。
ホテル城ヶ倉などを経営する城ヶ倉観光のグループで、大町桂月ゆかりの宿の歴史を守っています。
「酸ヶ湯温泉旅館」は、国民保養温泉地の栄えある第1号の温泉地で、千人風呂は有名。
最近では温泉力を実感するために湯治棟を選んでの「プチ湯治体験」も人気です。
八甲田ホテル
リゾートホテルですが、実は酸ヶ湯温泉と同一経営。
「八甲田の自然に抱かれた贅沢な時間」というホテルのフレーズは必ずしも誇張ではありません。
温泉や客室からの眺めは一面ブナの森。
夕食は八甲田キュイジーヌと和会席を選択できます。
蔦温泉旅館
蔦七沼散策の拠点に位置する老舗宿。
明治の文豪・大町桂月終焉の地でもありますが、城ヶ倉観光グループの翼下となって、リニューアルが進んでいます。
吉田拓郎の名曲『旅の宿』は、作詞家・岡本おさみが旧別館66号室に泊まった時のイメージを詩に綴ったもの。本館2階の66号室など、昭和レトロな客室から、モダンな特別室まで、好みで選ぶことができます。
酸ケ湯温泉旅館
酸ケ湯といえば総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」。
混浴が基本ですが、宿泊すれば女性専用時間にのんびりと入浴することも可能です。
もちろん男女別の玉の湯も用意。
部屋も食事も旅館部、湯治部で選択可能です。
旅館部のイ棟(いむね)は部屋食もOK。
ふかし湯(まんじゅうふかし) | |
名称 | ふかし湯(まんじゅうふかし)/ふかしゆ(まんじゅうふかし) |
所在地 | 青森県青森市荒川南荒川 |
関連HP | 青森市公式ホームページ |
電車・バスで | JR青森駅からJRバス十和田湖行き「みずうみ号」で1時間13分、酸ヶ湯温泉下車、徒歩5分 |
ドライブで | 東北自動車道青森ICから約30km |
駐車場 | 酸ヶ湯温泉公共駐車場(150台/無料) |
問い合わせ | 青森市経済部交流推進課 TEL:017-734-5175/FAX:017-734-5146 |
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