酸ヶ湯温泉

江戸時代から湯治場(名湯「鹿の湯」)として栄えた酸ヶ湯(すかゆ)温泉は、八甲田山麓に湧く一軒宿のいで湯。東北屈指の名湯として知られ、名物は総ヒバ造りの「ヒバ千人風呂」。80坪もの広さがあり、源泉そのままの熱の湯、打たせ湯など5つの湯船が並んでいます。基本的には混浴ですが、朝と夜に女性専用タイムも用意。

総ヒバ造りの千人風呂が名物で、国民保養温泉第1号

1684(貞享元)年、地元の猟師が手負いの鹿を追って山へ入った際に、本来は傷ついて元気がないはずの鹿が、俊敏に岩山を駆け上がるのを見て、付近を探索し、温泉を発見。
それで鹿の湯と名づけられたと伝えられています。

5つの源泉の泉質は、すべて酸性・含硫黄泉で「療養に適した温泉」(療養泉)として効能が認められ、その自然環境から、昭和29年には、「国民保養温泉地第1号」の指定を受けています。

名物の「ヒバ千人風呂」は、なんと160畳の広さが。
浴室には、熱湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など4つの源泉の異なる浴槽が用意されています。

一部に男女を分ける仕切が設けられているほか、その広さからか女性でも臆せず入浴する人が多いのが特長。
基本となる泉質は、酸性硫黄泉で、神経痛、リュウマチ、冷え性などに効能が大。

その他、男女別の内湯「玉の湯」も用意されているほか、徒歩7分の場所に「まんじゅうふかし」と呼ばれるふかし湯もあるので、ぜひこちらも体験を。

酸ヶ湯温泉旅館は、国内最大級の洋風ログ木造建築のリゾートホテル「八甲田ホテル」と同じグループで、ぜひ一度は滞在して、ゆっくりと温泉を堪能することをおすすめ。
昔ながらの湯治部もあって、自炊して滞在する人も多く、東北の湯治場風情を色濃く残しています。

「ヒバ千人風呂」の入浴方法

(1) まず「熱湯」に5分ほど入浴します
(2) 続いて「四分六分の湯」に5分ほど入ります
(3) 次に、かぶり湯「冷の湯」を頭にザブンとかぶります
(4) さらに、打たせ湯「湯滝」に3分ほど打たれてリフレッシュ
(5) 最後に、もう一度仕上げに湯として「熱湯」に3分ほど入ってから上がりましょう
 

泊まって納得! 取材班おすすめの八甲田・奥入瀬の宿は!?

八甲田・奥入瀬というと歴史ある温泉もありますが、ひとつの注目は、青い森という美しい森。
その森の雰囲気を活かした国内最大級の洋風ログ木造建築のリゾートホテルが「八甲田ホテル」で、まずはここをぜひ候補に加えてください。
温泉旅館でいえば、やはり「蔦温泉旅館」は候補の筆頭です。
ホテル城ヶ倉などを経営する城ヶ倉観光のグループで、大町桂月ゆかりの宿の歴史を守っています。
「酸ヶ湯温泉旅館」は、国民保養温泉地の栄えある第1号の温泉地で、千人風呂は有名。
最近では温泉力を実感するために湯治棟を選んでの「プチ湯治体験」も人気です。

八甲田ホテル

リゾートホテルですが、実は酸ヶ湯温泉と同一経営。
「八甲田の自然に抱かれた贅沢な時間」というホテルのフレーズは必ずしも誇張ではありません。
温泉や客室からの眺めは一面ブナの森。
夕食は八甲田キュイジーヌと和会席を選択できます。

蔦温泉旅館

蔦七沼散策の拠点に位置する老舗宿。
明治の文豪・大町桂月終焉の地でもありますが、城ヶ倉観光グループの翼下となって、リニューアルが進んでいます。
吉田拓郎の名曲『旅の宿』は、作詞家・岡本おさみが旧別館66号室に泊まった時のイメージを詩に綴ったもの。本館2階の66号室など、昭和レトロな客室から、モダンな特別室まで、好みで選ぶことができます。

酸ケ湯温泉旅館

酸ケ湯といえば総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」。
混浴が基本ですが、宿泊すれば女性専用時間にのんびりと入浴することも可能です。
もちろん男女別の玉の湯も用意。
部屋も食事も旅館部、湯治部で選択可能です。
旅館部のイ棟(いむね)は部屋食もOK。

 

酸ヶ湯温泉 DATA

名称 酸ヶ湯温泉/すかゆおんせん
所在地 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸ヶ湯沢
関連HP 酸ヶ湯温泉公式ホームページ
電車・バスで 青森自動車道青森中央ICから国道7号(青森環状バイパス)を東へ走った八ッ役交差点から国道103号を八甲田方面に23km
ドライブで JR青森駅から十和田湖行きバス「みずうみ号」で1時間13分、酸ヶ湯温泉下車、すぐ
駐車場 150台/無料
問い合わせ TEL:017-738-6400/FAX:017-738-6677
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

ふかし湯(まんじゅうふかし)

2017年7月15日

地獄沼(酸ヶ湯温泉)

2017年7月14日

 

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日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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