サイトアイコン ニッポン旅マガジン

弘前城・二の丸未申櫓

弘前城・二の丸未申櫓

青森県弘前市、藩政時代に弘前藩の藩庁だった弘前城(ひろさきじょう)、二の丸に現存する三重櫓が、二の丸未申櫓(にのまるひつじさるやぐら)。二の丸の未申の方角(未と申の中間、西南)にある隅櫓で、国の重要文化財に指定されています。弘前城二の丸に現存する3つの三階櫓のひとつです。

二の丸の西南を守備する江戸時代初期築の三階櫓が現存

江戸時代初期、慶長16年(1611年)の築。
矢狭間(やざま)、鉄砲狭間(てっぽうざま)、石落しなどの実戦的な配備もあり、防弾、防火を意識して、天守同様の土蔵造り、白漆喰塗りで、屋根は入母屋造り、銅板葺き。

二の丸に現存する3棟の隅櫓は、すべて3層3階で、1層・2層を4間四方(62平方メートル)の同面積で、その上に1層を重ねて3階にしています。
平時には、有事に備えて、弓矢などを保管していました。

弘前城・二の丸未申櫓
名称 弘前城・二の丸未申櫓/ひろさきじょう・にのまるひつじさるやぐら
所在地 青森県弘前市下白銀町1弘前公園
関連HP 弘前公園公式ホームページ
電車・バスで JR弘前駅から弘南バス市役所方面行きで15分、市役所公園入口下車、すぐ
ドライブで 東北自動車道大鰐弘前ICから約11kmで弘前文化センター駐車場
駐車場 弘前市立観光館駐車場(100台)・弘前文化センター駐車場(110台)/1時間まで無料、以降有料
問い合わせ 弘前市公園緑地課 TEL:0172-33-8739
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

弘前城

津軽藩の2代藩主・津軽信牧(つがるのぶひら)が1611(慶長16)年に築いた城が弘前城。一帯は弘前公園として整備されゴールデンウィーク前後には5000本の桜が咲き、「日本さくら名所100選」にも選定。弘前城は全国でも珍しい3重の堀を巡らし、

弘前城・二の丸丑寅櫓

青森県弘前市、日本100名城にも選定される弘前城には天守の他、創建当時の5つの城門、二の丸の3つの櫓が現存しています。二の丸丑虎櫓(にのまるうしとらやぐら)は、丑寅、つまりは二の丸の北東を守るための三重櫓。築城当初の慶長15年(1610年)

弘前城・二の丸南門

青森県弘前市、弘前城の城跡に現存する築城当初の5つの門のひとつが弘前城・二の丸南門。二の丸に現存する2つの城門のうち、二の丸と三の丸を隔てる中濠に架る杉の大橋を渡った先に位置する櫓門で、国の重要文化財に指定されています。二の丸に現存する2ヶ

弘前城・二の丸東門

青森県弘前市、弘前城(ひろさきじょう)の二の丸東端にあるのが弘前城・二の丸東門(東内門)。東門で三の丸に入り、城内唯一の石橋である東内門橋で中堀を渡ると二の丸入口の枡形があり慶長15年(1610年)築の東門が建っています。2階部分には三角、

弘前城・三の丸追手門

青森県弘前市、弘前城の三の丸南端、大手口(追手口)にある城門が弘前城・三の丸追手門。慶長15年(1610年)築で、三の丸枡形に建つ櫓門形式の城門。弘前市役所前に位置する追手門は、現在では桜の花見で名高い弘前公園の正面入口となっています。国の

全国に現存する三重櫓 12基

天守がない城や、天守が焼失し再建されなかった城では代用天守としても機能し、天守があった城でも、防備の拠点として重要な役割を担った櫓(やぐら)が、三重櫓。国内に数ある城郭の中で、往時の三重櫓は12基が現存、奇しくも現存12天守と同じ数です。弘

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了