郵船クルーズ「飛鳥Ⅲ」2025年夏就航! 385室全室が、海側バルコニー付き

2025年1月18日(土)、ドイツ・パペンブルグのマイヤー造船所で、「飛鳥Ⅲ」(5万2200t)が進水式を行ない、2025年夏には営業航海を開始。郵船クルーズ(日本郵船)では、「飛鳥Ⅱ」との2隻運航がスタートします。385室全室が、海側バルコニー付きという豪華な内容です。

レストラン、カフェ、バーの数はあわせて15ヶ所

郵船クルーズによれば新造船「飛鳥Ⅲ」は、「飛鳥クルーズが日本において培ってきたクルーズ文化、和のおもてなしを継承しながらも、多彩なダイニング、エンターテイメントやウェルネスなど心身を満たすプログラムを備え、より自由により豊かに、新たな時代のクルーズの価値を創造します」とのことで、船内には日本が誇る著名なアーティストによる美術品、工芸作品の数々を展示し、よりゴージャスで格調高い船旅が味わえることに。

同時に、日本のクルーズ船で初めてLNG燃料と陸上電力受電装置を採用、環境負荷を低減させているとのこと。
「飛鳥Ⅱ」(5万444t)同様に母港は横浜港となるので、大さん橋に「飛鳥Ⅱ」、「飛鳥Ⅲ」が並ぶ日も近いということに。

客室数は、385室(全室海側バルコニー付き)。
客室はゆったりと設計され、全室バスタブ付きで海側という「飛鳥Ⅱ」が436室定員872人なのに対し、「飛鳥Ⅲ」は385室740人とさらに優雅な感じです。
乗組員は「飛鳥Ⅱ」490名に対して「飛鳥Ⅲ」が470名。

船員ひとりあたりの乗客数で見ると「飛鳥Ⅱ」1.78人、「飛鳥Ⅲ」1.57人とサービスも向上することが予想されます。

最高速力は「飛鳥Ⅱ」21ノット(39km/h)、「飛鳥Ⅲ」20ノット(37km/h)で、さほど変わりませんが、1ノットダウン。
優雅な船旅には船足(ふなあし)は関係ないということでしょう。

「飛鳥Ⅲ」はパーソナライズをテーマにした未来志向の船を目指すとのことで、レストランをはじめとする食事選択の多様化、利便性を高めるデジタル化、知的好奇心を満たすプログラム、そして様々なエンターテインメントも用意される予定です。

レストラン、カフェ、バーの数はあわせて15ヶ所という乗客定員に比べれば驚くべき数。

2025年2月1日現在では、まだクルーズプラン、コースなどの発表はありませんが、「My ASUKA CLUB会員割引旅行代金」は設定されるものと思われます。
My ASUKA CLUBは、入会金・年会費無料なので、乗船希望の場合は、まずは登録を。

郵船クルーズ「飛鳥Ⅲ」2025年夏就航! 385室全室が、海側バルコニー付き
関連HP 郵船クルーズ「飛鳥Ⅲ」公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ