霧ヶ峰グライダー滑空場
長野県諏訪市四賀、霧ヶ峰の中心、強清水(こわしみず)の霧鐘塔(霧の日に道に迷わないように鐘を鳴らす塔/昭和34年築)の南側にあるのが霧ヶ峰グライダー滑空場。なだらかな草原を活かし、昭和8年7月23日、グライダーが初飛行し…
長野県諏訪市四賀、霧ヶ峰の中心、強清水(こわしみず)の霧鐘塔(霧の日に道に迷わないように鐘を鳴らす塔/昭和34年築)の南側にあるのが霧ヶ峰グライダー滑空場。なだらかな草原を活かし、昭和8年7月23日、グライダーが初飛行し…
山形県尾花沢市、延沢城跡近くにある農業用のため池が徳良湖(とくらこ)。第一次世界大戦後の米価高騰と人口増加を背景に、安定した水源の確保のために築かれた農業用の貯水池。『花笠踊り』、『花笠音頭』は、工事の際に歌われた土搗き…
秋田県横手市、金沢柵(かねざわのき)跡と伝えられる金沢公園(かねざわこうえん)・金澤八幡宮にあるのが納豆発祥の地碑。後三年の役(ごさんねんのえき=後三年合戦)で、源義家軍が、金沢柵に籠城する敵軍に対峙した際、煮豆が納豆菌…
和歌山県日高郡由良町にある臨済宗妙心寺派の寺、興国寺。鎌倉時代初期の安貞元年(1227年)、高野山・金剛三昧院(こんごうざんまいいん)の別当・願性(がんしょう/葛山景倫=源実朝に仕えた武士)が源頼朝の霊を弔うために宋から…
和歌山県海南市藤白、熊野参詣道(熊野古道)紀伊路の藤白王子跡に建つ藤白神社の境内にあるのが全国の鈴木さんのルーツともいえる鈴木屋敷。熊野信仰を全国に広めた神官の一族である藤代の鈴木氏がかつて居住していた屋敷が現存し、全国…
愛媛県松山市道後湯之町(道後温泉)にある明治16年創業の和菓子店。夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する「大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた」と記される団子屋のモデルになった店だといわれ、道…
京都府京都市中京区堂之前町、頂法寺(六角堂)境内にあるのがいけばな発祥の地を示すモニュメント。戦国時代に頂法寺(六角堂)の僧・池坊専応(いけのぼうせんおう)が創案したと伝えられるのが、いけばな。頂法寺の本坊にあたるのが池…
長崎県長崎市松が枝町、明治32年創業の老舗でちゃんぽん、皿うどん発祥の店が中華料理四海樓(ちゅうかりょうりしかいろう)。福建省福州出身の陳平順(ちんへいじゅん)が創案した支那饂飩(しなうどん)が、長崎のご当地グルメとして…
新潟県上越市、金谷山スキー場下に建つのが日本スキー発祥記念館。明治44年にオーストリア=ハンガリー帝国の軍人のレルヒ少佐が、新潟県中頸城郡高田町(現・上越市)に駐屯する歩兵第58連隊の14名の青年将校に対し日本で初めてス…
明治7年創業、新潟県新潟市のホテル「イタリア軒」に併設のリストランテマルコポーロ。イタリア軒は、開港当時にイタリア人のコック、ピエトロ・ミリオーレが開いたレストランがルーツ。「新潟の鹿鳴館」と呼ばれた味を継承したカジュア…
岩手県盛岡市の岩手公園(盛岡城跡)北側にあるのがじゃじゃ麺の元祖でもある白龍本店(ぱいろんほんてん)。冷麺、わんこそばと並ぶ「盛岡三大麺」のひとつが「じゃじゃ麺」。その元祖の店が白龍(ぱいろん)なのです。人気店ゆえに昼時…
福岡県福岡市博多区、博多駅近くにある臨済宗東福寺派の古刹、承天寺(じょうてんじ)。仁治3年(1242年)、南宋出身の貿易商・謝国明が、南宋へ留学した聖一国師(円爾弁円)を開山として創建、日宋貿易に関わった寺で、境内には饂…
福岡県久留米市にある日本のとんこつラーメンの元祖で九州ラーメンのルーツといえる店。JR久大本線南久留米駅に近い国分店で、ルーツの味を味わうことができます。初代の宮本時男氏(長崎県島原市出身)が、長崎ちゃんぽんをヒントに豚…
北海道札幌市中央区にある老舗のラーメン店が味の三平。創業者の大宮守人氏が考案したのが、味噌ラーメン。雑居ビルの4階にあるため、見逃す人も多いのですが、ここが全国に数ある味噌ラーメンのルーツの店となっています。というわけで…
東京都港区海岸3丁目にある埠頭公園に併設される野球場が埠頭少年野球場。埠頭公園は、明治43年、白瀬矗(しらせのぶ)中尉が南極探検に出立した地でもあるのですが、大正9年に日本運動協会(芝浦協会)として日本最初のプロ野球が発…
三ツ石神社は盛岡市に現存する最古の神社(創建は不詳)で、藩政時代に、源頼朝の家臣で、南部氏始祖の南部光行(なんぶみつゆき)も祭神に迎えています。境内にある三つの石は、盛岡の古名である「不来方」(こずかた)の由来ともなった…
柴田さんの柴とは雑木のことで、「柴(木々の中)にある田」という地形由来の姓。柴犬の柴は、小さいと意味する「シバ」という古語なので、棚田の小さい田という意味もあったのかもしれない。歴史に残る柴田さんのなかでもっとも有名なの…
タケウチ氏には竹内氏もいれば、武内氏もいる。竹内氏はタケウチと読んだり、タケノウチと読んだりもする。数的にはタケウチと読む竹内氏が圧倒的に多く、そのルーツは地名から来たものと、神功皇后(じんぐうこうごう)の新羅出兵(『古…