吾平津神社
宮崎県日南市の古来、貿易で栄えた油津にある古社が吾平津神社(あひらつじんじゃ)。社伝によれば和銅2年(709年)創建で、かつては乙姫大明神と称し、江戸時代、飫肥11社の一社として歴代飫肥藩主の尊崇を受けていました。社前の…
宮崎県日南市の古来、貿易で栄えた油津にある古社が吾平津神社(あひらつじんじゃ)。社伝によれば和銅2年(709年)創建で、かつては乙姫大明神と称し、江戸時代、飫肥11社の一社として歴代飫肥藩主の尊崇を受けていました。社前の…
日本の棚田百選に選定の日南市の棚田が坂元の棚田。日南市の最高峰である小松山(988.8m)の南斜面3.5haを利用して70枚の棚田が造られています。もともとは茅葺き屋根を葺く茅(かや)を刈る茅場でしたが、大正末から棚田へ…
神仏習合時代に、霊峰・高千穂峰を取り囲む聖地に祀られた霧島六所権現(霧島六社権現)のひとつが都城市の東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)。神仏習合の江戸時代までは東霧島権現で、現在の主祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。御…
宮崎県日向市の日向岬にある灯台が細島灯台。その歴史は古く、九州諸藩の参勤交代の際、瀬戸内海から大坂(現・大阪)へと向かう船の着岸する湊が細島だったため、航路を守る常夜灯が築かれたのが始まり。明治43年5月10日に近代的な…
日豊海岸国定公園に指定されるリアス式海岸の代表的な景観が宮崎県日向市の日向岬(ひゅうがみさき)。日向岬・細島灯台の東側、奥行き200m、幅10mの細長い入江の両岸に高さ70mの垂直に切り立った断崖が続いているのが馬ヶ背で…
天孫降臨伝説の地、宮崎らしく神武天皇を主祭神とする歴史ある神社が宮崎市神宮に鎮座する宮崎神宮。地元・宮崎では「神武さま」と親しまれています。社伝によれば神武天皇の孫で、阿蘇開拓の神でもある健磐龍命(たけいわたつのみこと)…
全国でも珍しい野生馬の生息地、宮崎県串間市の都井岬(といみさき)は、元禄10年(1697年)に高鍋藩秋月種政が軍用馬と農耕馬を集め、都井村御崎牧に放牧したのが始まり。その御崎牧は現在、都井岬放牧地となり、現在も120頭ほ…
阿蘇市一の宮町にあり、創建は神代に遡ると伝えられる古社で、一の宮町の町名も阿蘇神社が肥後国(ひごのくに)一之宮であることに由来します。阿蘇開拓の祖で神武天皇の孫といわれる健磐龍命(たけいわたつのみこと)をはじめ、十二神を…
韓国料理店や食品店が並ぶ新大久保駅近くにある、宝くじの当選祈願で有名な神社が皆中稲荷神社(かいちゅういなりじんじゃ)。天文2年(1533年)創建の新宿・百人町にある古社。主祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)で…
天草市河浦町の﨑津教会(﨑津天主堂)から、505段の石段を上った標高93mの小高い丘にあるのが「教会の見えるチャペルの鐘展望公園」。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産になっている「天草の﨑津…
新宿の繁華街の東の外れにある古社が西向天神社で、かつては東大久保村の鎮守社だった社。以前は大久保天満宮と呼ばれ、祭神は京の北野天満宮から勧請しています。西向天神社という名は、太宰府を向くかたちで、社殿が西を向いているため…
東京都新宿区余丁町にある源義家(八幡太郎)創建という古社、厳嶋神社(いつくしまじんじゃ)は、抜弁天(ぬけべんてん)という通称で有名。源義家が苦難を切り抜けたという伝承と、境内参道が南北に通り抜けできることから「抜弁天」と…
天草市河浦町の﨑津地区は、静かな港町であるとともに江戸時代よりキリスト教を信仰厚く守ってきた潜伏キリシタンの町。「天草の﨑津集落」として世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産になっています。その…
雲仙天草国立公園の東の玄関口、天草パールライン途中の永浦島、天草五橋・3号橋(中の橋)北詰にあるビジターセンター。天草松島の風光明媚な景色を眺望する一等地に建っており、。建物自体も海側には壁を造らない設計になっていて、テ…
天草パールライン・天草五橋の5号橋近く、天草松島と呼ばれる天草の多島美を一望にする展望台が、標高162.1mの千巌山展望所(せんがんざんてんぼうしょ)。天草五橋や天草松島の島々、雲仙、島原、富岡、口之津、八代海などの大パ…
阿蘇外輪山には「七鼻」と呼ばれる突き出した場所がありますが、そのうち最も有名なのが熊本県阿蘇市の大観峰(だいかんぼう)。標高は936mで、阿蘇カルデラの外輪山のうち最高所にあるビューポイント。阿蘇ユネスコジオパークの大観…
世界有数の活火山であり阿蘇カルデラの中心に位置する阿蘇中岳。中岳には7つの噴火口があり最大の第一火口は直径600m、深さ130m。阿蘇公園道路で阿蘇山上広場までアプローチできますが、道路周辺は荒涼とした火山荒原が広がりS…
万治元年(1658年)に島津家19代、薩摩藩第2代藩主・島津光久(しまづ みつひさ)が別邸として造園した庭園が仙巌園で、通称「磯庭園」。園内には奇岩奇石が多く、中国江西省・龍虎山の仙巌に似ていることから「仙巌園」と名付け…