江古田の富士塚
東京都練馬区小竹町、江古田浅間神社(茅原浅間神社)の境内に築かれている高さ8m、直径30mの富士塚が江古田の富士塚。江戸時代後期の天保10年(1839年)、下練馬村、中新井村、中村の富士講の講中で構成される小竹丸祓講(こ…
東京都練馬区小竹町、江古田浅間神社(茅原浅間神社)の境内に築かれている高さ8m、直径30mの富士塚が江古田の富士塚。江戸時代後期の天保10年(1839年)、下練馬村、中新井村、中村の富士講の講中で構成される小竹丸祓講(こ…
岩手県釜石市、鎌崎半島に立つ白亜の観音像が釜石大観音。昭和45年4月8日に釜石市内の曹洞宗の寺、明峰山石応禅寺によって鎌崎半島に建立された高さ48.5mの像。手に魚藍を持つ魚籃観音(ぎょらんかんのん)は、魚を売る美女に化…
滋賀県東近江市、五個荘金堂伝統的建造物群保存地区に選定された家並みの一画にある真宗大谷派の寺が勝徳寺。永正13年(1516年)の開山で、町並み保存修理事業として改修が行なわれた長屋門は、大和郡山藩が飛地領の近江三郡を統治…
福岡県福岡市博多区、JR博多駅から徒歩5分という博多駅前に建つ曹洞宗の禅刹、東林寺(とうりんじ)。元禄9年(1696年)、福岡藩3代藩主・黒田光之(くろだみつゆき)の重臣で茶人としても名高い立花実山(たちばなじつざん)の…
福岡県筑後市水田にある菅原道真を祀る古社、水田天満宮(みずたてんまんぐう)。鎌倉時代初期の嘉禄3年(1226年)、菅原道真以来の昇進を果たした菅原為長(ためなが)が後堀河天皇の命により建立。境内社の恋木神社(こいのきじん…
福岡県福岡市東区、福岡市街北東、筥崎宮(はこざきぐう)に隣接して建つ高野山真言宗の寺、恵光院(えこういん)。寛永年間(1624年~1644年)、福岡藩2代藩主・黒田忠之(くろだただゆき)が筥崎宮の神宮寺、五智輪院弥勒寺の…
福岡県福岡市中央区、万葉時代には博多湾に突き出し、荒津山と呼ばれた景勝地、西公園内に建つ神社が光雲神社(てるもじんじゃ)。福岡藩の藩祖・黒田如水(黒田孝高、黒田官兵衛)と初代藩主・黒田長政を祀る神社。ふたりの法名、龍光院…
福岡県柳川市三橋町、祭神に戸次道雪(立花道雪=大友氏の家臣)、その養嗣子で柳川藩藩祖・立花宗茂、道雪の娘で宗茂の妻・誾千代(ぎんちよ)の3柱を祀る神社が、三柱神社(みはしらじんじゃ)。天明3年(1783年)、7代藩主・立…
京都府京都市左京区、鞍馬山の山中にある鞍馬寺への参詣者輸送のために設けられたケーブルカーが鞍馬山ケーブル。正式名は鞍馬山鋼索鉄道(くらまやまこうさくてつどう)で、鉄道事業法による認可を受けた日本で唯一の宗教法人が運営して…
京都府京都市下京区にある平清盛ゆかりの社が若一神社(にゃくいちじんじゃ)。社伝によれば、平清盛が別邸として建てた西八条殿(にしはちじょうどの)の邸内に、仁安元年(1165年)、紀州熊野の若一王子(にゃくいちおうじ=熊野十…
京都府京都市中京区にある高松殿の跡に建つ古社が高松神明神社(たかまつしんめいじんじゃ)。平安時代の初め、醍醐天皇の第十皇子・高明親王が7歳の砌(みぎり)、源氏を名乗り高松殿を造営した際、伊勢の神宮から天照大神の分霊を勧請…
京都府京都市左京区、下鴨神社(賀茂御祖神社)の第一摂社で、糺の森(ただすのもり)に南北に伸びる参道の南の入口近くに建つのが河合神社(かわいじんじゃ)。祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと=日本神話で神武天皇の母)で、古来…
京都府京都市左京区、下鴨神社(賀茂御祖神社)の第一摂社で、糺の森(ただすのもり)に建つ河合神社の境内にあるのが鴨長明の方丈庵(ほうじょうあん/復元)。鴨長明(かものちょうめい)は、下鴨神社(賀茂御祖神社)の禰宜(ねぎ)・…
京都府京都市右京区太秦にある古社が木島神社(木嶋神社/このしまじんじゃ)。正式名は木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載の式内社で、広隆寺の真東に位置建ち、秦氏の…
京都府京都市右京区花園にある京都には数少ない唐招提寺に属する律宗寺院が法金剛院。平安時代初期、右大臣・清原夏野(きよはらのなつの)の山荘を没後、双岳寺に改めたのが始まり。国の特別名勝である庭園は、平安時代末期の池泉回遊式…
大阪府堺市堺区にある日蓮宗の本山が妙国寺(廣普山妙國寺)。永禄5年(1562年)、摂津・河内・和泉3国を領有した三好実休(みよしじっきゅう)が京・頂妙寺の日晄(にっこう)に帰依、東西3丁・南北5丁の境内地と蘇鉄(そてつ)…
静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎、伊豆半島最南端の岬、石廊崎(いろうざき)。太平洋に臨む高さ50m~100mの断崖絶壁に、黒潮が激しく波を打ちつけ岬の先端、海抜約60mの断崖に石廊埼灯台が建ち、灯台からさらに進むと、断崖にへば…
愛知県岡崎市明大寺町にある松平家(徳川家)ゆかりの古社が六所神社(ろくしょじんじゃ)。岡崎城で竹千代(後の徳川家康)が生まれたときには産土神として参拝したと伝えられ、3代将軍・徳川家光が寄進した遠州大工・鈴木長次(江戸城…