全国に現存する三重櫓 12基
天守がない城や、天守が焼失し再建されなかった城では代用天守としても機能し、天守があった城でも、防備の拠点として重要な役割を担った櫓(やぐら)が、三重櫓。国内に数ある城郭の中で、往時の三重櫓は12基が現存、奇しくも現存12…
天守がない城や、天守が焼失し再建されなかった城では代用天守としても機能し、天守があった城でも、防備の拠点として重要な役割を担った櫓(やぐら)が、三重櫓。国内に数ある城郭の中で、往時の三重櫓は12基が現存、奇しくも現存12…
兵庫県丹波市柏原町にある江戸時代の柏原藩藩庁の遺構が、柏原藩陣屋跡。柏原藩2万石の居館及び政庁で、正徳4年(1714年)、織田信休(おだのぶひさ)が創建、文政元年(1818年)に焼失後、再建されています。現存する建物は旧…
青森県弘前市、藩政時代に弘前藩の藩庁だった弘前城(ひろさきじょう)、二の丸に現存する三重櫓が、二の丸辰巳櫓(にのまるたつみやぐら)。二の丸の辰巳の方角(辰と巳の中間、東南)にある隅櫓で、国の重要文化財に指定されています。…
青森県弘前市、藩政時代に弘前藩の藩庁だった弘前城(ひろさきじょう)、二の丸に現存する三重櫓が、二の丸未申櫓(にのまるひつじさるやぐら)。二の丸の未申の方角(未と申の中間、西南)にある隅櫓で、国の重要文化財に指定されていま…
天守が新幹線駅舎に最も近い福山城(福山市)、毛利氏の本拠地・郡山城(安芸高田市)、広島城(広島市)が日本100名城に選定、小早川隆景ゆかりの新高山城(にいたかやまじょう)、小早川水軍の本拠地となった三原城が続日本100名…
岐阜県美濃市泉町、長良川に臨む小倉山の山上に建つ平山城が、小倉山城。慶長10年(1605年)、飛騨高山藩主・金森長近(かなもりながちか)が、養子の金森可重(かなもりありしげ)に高山城を譲って、隠居の城として築いた城。現在…
兵庫県明石市明石公園、明石藩の藩庁だった明石城に現存する藩政時代の櫓のひとつが、巽櫓(たつみやぐら)。本丸東南端に、巽の方角に築かれた櫓というのが名の由来です。巽櫓、代用天守の坤櫓(ひつじさるやぐら)は日本に12基しか現…
兵庫県明石市明石公園、明石藩の藩庁だった明石城に現存する藩政時代の櫓のひとつが、坤櫓(ひつじさるやぐら)。明石城の本丸には天守を構えず、本丸御殿があっただけで、代用天守的な性格を有した三重櫓が、本丸未申の角(南西端)に築…
広島県三原市本郷町にある小早川氏の本拠となった山城が、新高山城(にいたかやまじょう)。小早川氏の居城としては、沼田川(ぬたがわ)の対岸に高山城がありましたが、12歳で当主となった小早川隆景(こばやかわたかかげ)は、天文2…
天守が現存し、国宝に指定される松江城(松江市)を筆頭に、月山富田城(がっさんとだじょう/安来市)、津和野城(津和野町)の3城が日本100名城に選定、さらに藩政時代に浜田藩の藩庁が置かれた浜田城(浜田市)が続日本100名城…
岡山県の名城は、名城の博物館ともいえる内容で、日本三大平山城の津山城(津山市)、日本三大山城の備中松山城(高梁市)、7世紀築城と推測される古代山城の鬼ノ城(きのじょう/総社市)、後楽園のある岡山城が日本100名城選定、そ…
山口県山口市上宇野令、標高338mの鴻ノ峰に築かれた中世の山城が、高嶺城(こうのみねじょう)。西の京として繁栄した大内氏ですが、戦国時代にはその権勢にも陰りを見せ、大内義長(おおうちよしなが)が山麓の居館に対し詰めの城と…
京都府京都市中京区、世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ、二条城。二の丸御殿の玄関・車寄(くるまよせ)の西側に設置されているのが、旧京都所司代屋敷釣鐘(きゅうきょうとしょしだいやしきつりがね)。幕末の政変時に、…
京都府京都市中京区、世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ、二条城。外堀を渡り東大手門をくぐると二の丸で、二の丸御殿(国宝)の正門となるのが二の丸御殿唐門(にのまるごてんからもん)。御殿は築地塀で囲まれ、唐門をく…
兵庫県は日本一名城の多い県で、世界遺産の姫路城(姫路市)を筆頭に、竹田城(朝来市)、篠山城(篠山市)、明石城(明石市)、赤穂城(赤穂市)が日本100名城、出石城・有子山城(豊岡市)、黒井城(丹波市)、洲本城(洲本市)が続…
熊本県熊本市中央区、熊本地震からの復興が進み、天守も公開される熊本城。必見のスポットが、「飯田丸ゾーン」にある二様の石垣(にようのいしがき)。やや緩やかな傾斜の石垣と急峻な石垣が同時に見学できる場所で、なだらかな方が加藤…
熊本県熊本市中央区、熊本城の本丸にそびえるのが天守。熊本城の大天守および小天守は高さ16mほどの石垣の上に南に大天守、北に小天守を築き、その上に望楼をそれぞれ東西方向に向けて乗せています。大天守が右側、小天守が左側に来る…
熊本県熊本市中央区、熊本城の本丸にそびえるのが天守。築城の名手、加藤清正(かとうきよまさ)が慶長5年(1600年)頃に築いたのが始まりで、往時の天守は明治10年、西南戦争時の失火で焼失。現在の天守は昭和35年9月22日に…