南海フェリーは、2026年3月30日(月)、「このたび、弊社の親会社であります南海電気鉄道株式会社より、2028年3月末日をもってフェリー事業から撤退する旨の発表がありました」と発表。鉄道会社が運航する伝統ある鉄道連絡航路が消え去ることになり、関西では話題と衝撃を呼んでいます。
私鉄が運航する現存唯一の鉄道連絡船が廃止に!
南海フェリーは、昭和10年、加太〜由良〜洲本に就航した紀淡連絡汽船が前身で、戦後の昭和22年、南海電鉄の翼下に。
昭和31年、和歌山〜小松島航路が開設、昭和39年12月25日、フェリーの運航を開始。
明石海峡大橋が架橋されたことで利用客が激減し、平成11年、和歌山〜徳島に移行。
平成14年2月1日には高速船事業から撤退し、以降は唯一、フェリーの運航のみを行なってきました。
令和元年12月15日には新造船「フェリーあい」が就航するなど、船舶の充実も図られ、南海電鉄とのセットきっぷ「好きっぷ」も販売され、徳島港から南海電鉄全駅まで2500円で行けることで人気を博してきました(乗船料は2500円なので、南海電車はまるまるタダということに!)。
「フェリーあい」、「フェリーかつらぎ」の2隻が就航、深夜便を含めて1日8往復も就航、2時間15分〜2時間20分で結んでいます。
南海フェリーは、「事業撤退に至りましたのは、昨今の事業環境の変化や運航コストの上昇など、さまざまな要因を総合的に判断された結果によるもの」としています。
原油価格の上昇などもさらに追い打ちをかける昨今ですが、私鉄が運航する現存唯一の鉄道連絡船が消え去ることになります。
| 南海フェリー(和歌山〜徳島)が2028年3月に廃止に! | |
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