【関東周辺】 不思議な乗り物 5選・7ヶ所

関東にも不思議な乗り物がたくさんあります。その筆頭が、スロープカーとインクライン。もともと高低差を克服するために考案された産業用の施設ですが、バリアフリー化の波により、観光への普及が進んでいます。レールバイク、半潜水艇、帆引き船を加えた5選、7ヶ所を紹介しましょう。

スロープカー

飛鳥山モノレール(あすかパークレール)「アスカルゴ」
飛鳥山モノレール(あすかパークレール)「アスカルゴ」

福岡県飯塚市の嘉穂製作所の製造する斜⾯⾛⾏モノレールがスロープカー(登録商標)。
一見するとケーブルカーですが、ケーブルカーは鋼索鉄道で、敷設には国土交通省の認可が必要となり、ハードルが高くなります。
対するスロープカーは、斜行エレベーターで、なんとエレベーターの仲間。
バリアフリー化で悩む寺社のや公園などの階段、段差克服の手段として注目されているのです。
関東で公共の乗り物的に使えるスロープカーは、東京23区内に2ヶ所あります(旅館などで採用されている場所も多数あります)。

地図
番号
名称所在地内容
1飛鳥公園モノレール
「アスカルゴ」
東京都北区
王子1丁目地内
■飛鳥山公園
飛鳥山公園入口〜
飛鳥山山頂
平成21年7月17日開業
16人乗り/無料
レール延長48m
標高差17.4m
2待乳山聖天スロープカー東京都台東区
浅草7-4-1
■待乳山聖天
(本龍院)
駐車場・信徒会館脇〜
本堂
待乳山は東京23区の最低峰
4人乗り/無料
レール延長18m
最大斜度26度

インクライン

宮ヶ瀬ダム・インクライン

インクラインは、和訳すると傾斜鉄道のこと。
京都・蹴上(けあげ)にあるインクラインは、琵琶湖疏水の船を地上に引き上げるための施設の遺構です。
関東各地のダムにもダムサイトから湖面にむけて、船を下ろすためのインクラインが設置されていますが、これはあくまでも業務用。
一般の利用ができるのは、宮ヶ瀬ダムが唯一で全国的にも希少な乗り物となっています。

地図
番号
名称所在地内容
3宮ヶ瀬ダム
インクライン
神奈川県愛甲郡
愛川町半原5423
山麓停車場〜
山頂停車場(ダムサイト)
46名乗り/有料
ダム建設工事中に活躍した設備を転用
本来はダンプカーや重機の移動に使用

レールバイク(線路を走行する自転車型トロッコ)

吾妻峡レールバイク「アガッタン」

八ッ場ダム建設で水没した吾妻線(あがつません)の岩島〜長野原草津口間(廃線・架替え)で、水没を免れた線路を活用して、足漕ぎのレールバイク(自転車型トロッコ)を走らせているのが吾妻峡レールバイクA-Gattan!(アガッタン)。
アガッタンは、「あがつま」+「ガッタン」を掛け合わせた造語です。
吾妻峡を走る渓谷コース(片道2.4km)途中には日本一短かった鉄道トンネルとして有名な樽沢トンネルも通過します。

地図
番号
名称所在地内容
4アガッタン群馬県吾妻郡
東吾妻町松谷868−1
■吾妻峡レールバイク
A-Gattan!
雁ヶ沢駅〜
吾妻峡八ッ場駅
2人〜4人で乗車できるシステム
冬季(12月上旬~3月下旬)は休業


半潜水艇(半潜水式グラスボート)

水中観光船「にじいろさかな号」
水中観光船「にじいろさかな号」

船体の半分ほどを海中に入れ、船の下部に窓を設けて海中を観察できるようにした観光船が各地で運航されています。
水中観光船、グラスボートなど呼称はいろいろですが、基本的な構造は同じ。
関東(1都6県)で、現在運航されているのは、三崎港(神奈川県)と房総半島南端の野島崎(千葉県)の2ヶ所です。

地図
番号
名称所在地内容
5水中観光船
「にじいろさかな号」
神奈川県三浦市
三崎5-3-1
■三浦海業公社
三崎港を起点に宮川湾周遊
海中探勝のポイントは、宮川湾
所要は40分ほど
6野島崎海底透視船千葉県南房総市
白浜町白浜626
■サザンシップ
房総半島最南端・野島崎を周遊
所要は20分
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帆引き船

帆引き船
帆引き船

浅い海で、藻などにも絡まれることなく漁ができ、筑波山降ろしの風を巧みに利用したのが帆引き船。
北海道の尾岱沼(おだいとう)・野付湾ではいまも現役で稼働していますが、霞ヶ浦ではシラウオ漁のために明治13年に考案され、昭和にかけて使われていました。
「霞ヶ浦の帆引き網漁の技術」は、国の無形民俗文化財にもなっています。
それを観光用に転用した霞ヶ浦観光帆引き船が、夏〜秋に運航され、霞ヶ浦の風物詩となっています。

地図
番号
名称所在地内容
7霞ヶ浦
観光帆引き船
霞ヶ浦に面する
土浦市
かすみがうら市
行方市
7月下旬〜10月中旬の運航
市ごとに期間を定めそれぞれに操業
10月に1日のみ、3市の帆引き船が湖上に集結
【関東周辺】 不思議な乗り物 5選・7ヶ所
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【関東周辺】 不思議な乗り物 5選・7ヶ所

関東にも不思議な乗り物がたくさんあります。その筆頭が、スロープカーとインクライン。もともと高低差を克服するために考案された産業用の施設ですが、バリアフリー化の波により、観光への普及が進んでいます。レールバイク、半潜水艇、帆引き船を加えた5選

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