金戒光明寺・三重塔
京都府京都市左京区黒谷町にある法然ゆかりの名刹、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。江戸時代初期に徳川家康が「いざという時のため」に築いた城郭風の構えが残りますが、三重塔は国の重要文化財に指定されています。塔内に文殊菩薩…
京都府京都市左京区黒谷町にある法然ゆかりの名刹、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。江戸時代初期に徳川家康が「いざという時のため」に築いた城郭風の構えが残りますが、三重塔は国の重要文化財に指定されています。塔内に文殊菩薩…
岡山県美作市古町、往時には14軒の旅籠が軒を連ねたとされる因幡街道大原宿(いなばかいどうおおはらしゅく)。本陣がある古町一帯は、古町町並み保存地区にも指定され、宿場町の面影が色濃く残される一角。本陣の遺構だけでなく、主屋…
岡山県美作市古町、山陽道と鳥取を結ぶ因幡街道(いなばかいどう/姫路〜鳥取)の歴史的な町並みの残る古町地区にある、大原宿に置かれた本陣跡が、大原本陣。鳥取藩32万石・池田侯の参勤交代時の宿泊先となっていました。通常は内部は…
岡山県倉敷市、倉敷のなかでも昔ながらの雰囲気が色濃く漂う本町通り沿いにある町家が、井上家住宅。倉敷美観地区(倉敷市倉敷川畔重要伝統的建造物群保存地区)に現存する町家としては最古のものとされ、国の重要文化財にも指定。江戸時…
岡山県備前市閑谷、寛文10年(1670年)、岡山藩主・池田光政(いけだみつまさ)によって創建された岡山藩直営の庶民教育のための学校・学問所の跡で、国の特別史跡になっている旧閑谷学校。現存する世界最古の庶民教育の場で、国宝…
京都府船井郡京丹波町、京都縦貫自動車道・京丹波PA、道の駅「京丹波 味夢の里」のすぐ北側にあるのが、塩谷古墳群(しおたにこふんぐん)。12基の古墳(円墳)から成り立つ古墳群で、一帯は塩谷古墳公園として整備され(11基の円…
神奈川県横須賀市田浦港町にある道路トンネルが、比与宇トンネル(ひようとんねる)。戦前は、国鉄・田浦駅構内からの軍事用引込線の走るトンネルだったもので、周囲に弾薬庫があったため、トンネル内で弾薬の積み下ろしも行なわれました…
東京都千代田区丸の内1丁目、大正3年に東京停車場(中央停車場)として完成したレンガ造りの駅舎で、国の重要文化財に指定されるのが、東京駅丸ノ内本屋(とうきょうえきまるのうちほんや)。設計は日本における近代建築の体制を確立し…
東京都品川区、江戸時代、東海道五十三次の最初の宿駅として栄えたのが、品川宿。現在は旧東海道沿いに北品川本通り商店会と北品川商店街という商店街となっていますが、慶応元年(1865年)創業という歴史をもつ「丸屋履物店」や、明…
山梨県北杜市大泉町谷戸、大泉高原の谷戸城跡の北に隣接して建つのが、北杜市考古資料館(ほくとしこうこしりょうかん)。谷戸城、金生遺跡、八ヶ岳南麓の旧石器時代の遺跡(丘の公園遺跡、横針前久保遺跡)から出土した遺物などを保存展…
山梨県甲州市塩山上於曽、江戸時代中期、享保年間築造の民家、高野家の屋敷で、国の重要文化財に指定されるのが、旧高野家住宅甘草屋敷(きゅうたかのけじゅうたくかんぞうやしき)。本屋以外に巽蔵、馬屋、東門、文庫蔵、小屋が現存、屋…
京都府京都市右京区御室双岡町、京都市街を一望にする卓越した展望地として、昭和16年に国の名勝に指定されるのが、雙ヶ岡(ならびがおか)。北から一の丘、二の丘、三の丘と3つの丘が順に並び、最高点(標高115.8m)の一の丘山…
兵庫県丹波篠山市河原町、「丹波篠山市篠山伝統的建造物群保存地区」に選定された城下町篠山のなかで間口が狭く奥行きの深い妻入りの商家群が残るのが、河原町妻入商家群。近くに篠山川に架かる京口橋があり、この町並みが京への出入口(…
兵庫県丹波篠山市西新町、篠山城の西側に位置する城下町が、御徒士町武家屋敷群(おかちまちぶけやしきぐん)。慶長14年(1609年)、篠山城が完成した際に、同時に行なわれた町割で誕生した武家町。篠山城の外堀・西濠の外側に南北…
滋賀県東近江市、近江八幡市、蒲生郡竜王町の境、湖東平野の独立山塊・雪野山(308.8m)の山上に築かれた古墳が、雪野山古墳。流紋岩で形成される雪野山の山頂部で、平成元年9月に未盗掘の竪穴式石室が発見され、古墳時代前期(4…
滋賀県東近江市五個荘町の金堂地区は、近代日本経済の基礎を築いた近江商人の発祥地のひとつ。平成10年に一帯32.3haが、東近江市五個荘金堂伝統的建造物群保存地区に指定。天秤棒一本から立身出世の夢を叶えた近江商人の哲学や教…
滋賀県近江八幡市新町3丁目、江戸時代の近江八幡の一等地、京街道と新町通りの角地に建つのが、旧伴家住宅。江戸時代後期の文政10年(1827年)〜天保11年(1840年)の十数年を費やして伴庄右衛門家本家として建てられたもの…
東京都千代田区、江戸城を取り囲む内堀のうち、南東側、半蔵門から桜田門までの部分が、桜田濠(さくらだぼり)。現在は皇居を囲む濠ですが、広いところの水部で幅115m、上端で215mという江戸城最大の濠。しかも自然地形の谷地を…