久能山東照宮『秋季大祭』

毎年10月17日、静岡市の久能山東照宮で『秋季大祭』が齋行される。徳川家康を最初に祀ったのは、晩年に家康が暮らした駿府に近い久能山東照宮。国宝に指定された荘厳な社殿で、『秋季大祭』が斎行されます。

家康の眠る神廟前で臨済寺僧侶の読経も

久能山東照宮では年間60回ほどの行事が執り行なわれていますが、なかでも大切な行事が、家康の命日（4月17日）に行なわれる『御例祭』（大祭）と『秋季大祭』（10月17日）、『春季大祭』（2月17日）。
このうち『秋季大祭』は江戸時代、旧暦9月17日に行なわれていましたが、現在では新暦に置き換えて10月17日に斎行されています。

徳川家康が「東海一の弓取り」と称されたことにちなんで、式次第中に「巻藁式」（巻藁＝まきわら・弓道において至近距離で矢を受ける俵状のもの）が含まれています。
さらに家康が今川家の人質として駿府で暮らした竹千代時代（幼少の頃）を過ごした臨済寺から僧侶たちが参集し、家康の眠る神廟前で読経が行なわれます。

さらには秋の大祭では、舞の奉納があります。

久能山東照宮『秋季大祭』
開催日	10月17日
所在地	静岡県静岡市駿河区根古屋390
場所	久能山東照宮
関連HP	久能山東照宮公式ホームページ

電車・バスで	JR静岡駅から静鉄バス日本平行きで35分、日本平下車、日本平ロープウェイで5分
ドライブで	東名高速道路清水ICから約13kmで日本平駐車場、日本平ロープウェイで5分
駐車場	日本平駐車場（100台／無料）
問い合わせ	久能山東照宮 TEL:054-237-2438／FAX:054-237-9456
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