柏谷横穴群
静岡県田方郡函南町柏谷にある6世紀末〜8世紀末に築かれた横穴墓群が、柏谷横穴群(かしやよこあなぐん)。柏谷の百穴(かしやのひゃっけつ)とも称されますが、横穴墓の数はなんと300基〜500基。崖を利用して東西6…
静岡県田方郡函南町柏谷にある6世紀末〜8世紀末に築かれた横穴墓群が、柏谷横穴群(かしやよこあなぐん)。柏谷の百穴(かしやのひゃっけつ)とも称されますが、横穴墓の数はなんと300基〜500基。崖を利用して東西6…
神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町にある6世紀後半〜7世紀後半(古墳時代末期)にかけて築かれた横穴墓が、市ケ尾横穴古墳群。A群12基・B群7基の合計19基の横穴があり、神奈川県の史跡に指定。市ケ尾遺跡公園として整備され、墓群に…
越後国(新潟県)の春日山城、能登国(石川県)の七尾城、近江国(滋賀県)の観音寺城、小谷城(おだにじょう)、出雲国(島根県)の月山富田城が日本五大山城。日本三大山城が、江戸時代に藩庁となった近世的な城郭としても使われたこと…
京に近く、東海道・中山道・北陸道が合流する陸上交通、琵琶湖舟運の要衝でもあり、「近江を制する者は天下を制す」といわれた滋賀県。日本100名城選定の彦根城、安土城、小谷城(おだにじょう)、続日本100名城の観音寺城、八幡山…
愛知県名古屋市熱田区伝馬2丁目、熱田神宮の南、宮の渡し(七里の渡し渡船場)の東にあるのが、熱田羽城・加藤図書屋敷跡(徳川家康幼時幽居地)。徳川家康は、幼少時、織田家の人質として豪商・加藤図書助順盛(かとうずしょのすけのぶ…
愛知県名古屋市中区、現在の名古屋城二之丸跡にあった中世の城が、那古野城(なごやじょう)。大永年間(1521年〜1528年)に今川氏親(今川義元の父)が築城した城ですが、織田信長が育ち、さらには徳川家康が駿府生活の前、人質…
旧国では県の西部が遠州、東部が駿河と伊豆に分かれる静岡県。戦国時代には今川氏の領有ですが、今川家滅亡後に徳川・武田の激戦地に。日本100名城の駿府城、掛川城、山中城、そして続日本100名城選定の興国寺城、諏訪原城、高天神…
香川県高松市番町4丁目にある香川県庁。平成12年に完成した現在の本館は、最高部113mという高層建築ですが、隣接する東館(旧本館、東館)は、建築家・丹下健三の設計で昭和33年に竣工した建物で、国の重要文化財に指定されてい…
佐賀県鳥栖市弥生が丘7丁目、鳥栖プレミアム・アウトレットのすぐ東側にある古墳が、ヒヤーガンサン古墳。直径20mの円墳ですが、赤色の装飾文様が石室の奥壁に描かれ、佐賀県では同じ鳥栖市内にある田代太田古墳とともに希少な装飾…
佐賀県鳥栖市田代本町にある直径42m、高さ6mほどの円墳が、田代太田古墳。6世紀後半(古墳時代後期)の築造ですが、熊本県などに多い装飾古墳。壁には赤、黒、緑の顔料三色を使って、幾何学模様と図像が描かれ、連続三角文や人・馬…
佐賀県唐津市、唐津湾・浜崎海岸へと流れ出る玉島川の河口近く、北岸の丘陵に築かれた古墳が、谷口古墳。墳丘長77mの前方後円墳で、国の史跡。4世紀末(古墳時代中期初頭)に築かれ、朝鮮半島から横穴式石室(大陸系の墓制)が伝わっ…
島根県雲南市加茂町にある神原神社(かんばらじんじゃ)境内にある古墳が、神原神社古墳。一辺30m~35m、高さ5mほどの方墳だったと推測されていますが、昭和47年、卑弥呼が魏に使者を派遣した「景初三年」(239年)の銘を有…
東京都八王子市中野山王3丁目にある公園が、中田遺跡公園。都営八王子中野町アパートなどに囲まれた公園ですが、一帯は、八王子市の史跡に指定される中田遺跡(縄文時代〜平安時代)。昭和41年、都営八王子中野町アパート造成に伴って…
平野部にある山、丘に築かれた城が平山城。織田信長が築いた安土城が最初とされ、姫路城(兵庫県姫路市)、津山城(岡山県津山市)、松山城(愛媛県松山市)が日本三大平山城と称されていますが、和歌山城(和歌山県和歌山市)、姫路城、…
海を天然の要害として掘りに取り入れ、物資の輸送に舟運を利用したのが水城。水軍や藩主を乗せた御座船も活用できる利点がありました。日本三大水城に数えられるのは、高松城(香川県高松市)、今治城(愛媛県今治市)、中津城(大分県中…
古代から中世に、険阻な山を利用して山上に築かれたのが山城。居住空間としては不便なため、山麓に居館が置かれたりしました。日本三大山城に数えられるのは、岩村城(岐阜県恵那市)、高取城(奈良県高取町)、備中松山城(岡山県高梁市…
兵庫県丹波市春日町の城山(標高356.8m)の山上にある山城が、黒井城(くろいじょう)。山麓は標高100mほどなので、比高250mという難攻不落の山城で、山全体が要塞のように築かれています。ハイキングの装備で入山しないと…
静岡県浜松市天竜区水窪町にある中世の山城が、高根城(たかねじょう)。遠州(静岡県西部)と信州(長野県)との信遠国境に近い久頭合の山頂、標高420mに築かれた山城で、秋葉街道沿いの要衝です。戦国時代には武田信玄の遠江侵攻の…