日本三名泉とは!?
温泉のベスト3を表す、日本三名泉。江戸時代初期の儒学者で歴史書『本朝通鑑』を著すなど博物学者的な資質のあった林羅山が選んだ三名泉が草津温泉(群馬県草津町)、下呂温泉(岐阜県下呂市/当時は下呂ではなく湯島と表記)、そして有…
温泉のベスト3を表す、日本三名泉。江戸時代初期の儒学者で歴史書『本朝通鑑』を著すなど博物学者的な資質のあった林羅山が選んだ三名泉が草津温泉(群馬県草津町)、下呂温泉(岐阜県下呂市/当時は下呂ではなく湯島と表記)、そして有…
全国の国道は459路線ありますが、そのうち短い国道の1位〜3位の3国道の実延長を合算すると、1kmにも満たない短さに。日本三大「短い国道」に共通するのは、重要港湾・飛行場と主要国道を結ぶ一般国道、通称「港国道」という点で…
日本三古湯(にほんさんことう)は、白浜温泉(和歌山県白浜町)、有馬温泉(兵庫県神戸市)、そして道後温泉(愛媛県松山市)の三湯を数えるのが一般的。いずれの温泉地も『日本書紀』など、神代の時代にまで遡ることができる温泉で、共…
全国の五重塔のなかで国宝に指定される塔は9塔、国の重要文化財に指定は13塔あります。さらに三重塔に国宝13塔、重要文化財43塔、多宝塔に国宝6塔、国の重要文化財35塔を数えます。そのなかで選ばれる「日本三名塔」は、法隆寺…
聖天(しょうでん、しょうてん)とは、仏教の守護神の歓喜天(かんぎてん=歓喜自在天)のこと。四天王、帝釈天、吉祥天、弁財天、鬼子母神、大黒天などと同様に天部の神のひとつです。それを祀る日本三大聖天は、妻沼聖天(歓喜院)、待…
「日本新三大夜景」は、全国の夜景観光士(夜景観光士検定の有資格者)のアンケート結果をもとに夜景観光コンベンション・ビューローが認定するもので3年に一度、「日本新三大夜景都市」のブランド認定を実施しています。2022年(第…
『日本書紀』によれば、神功皇后が新羅出兵の際に、神託もあって戦争に勝利したと記されるのが底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の住吉三神。全国に600社ある住…
霊山・霊場といわれるような聖地には、俗界と聖なる地とを分ける場所が必ずありますが、仏教思想で現世とあの世を隔てる境目にあるとされる三途の川(さんずのかわ)を反映して、多くの霊場では橋がその役割を担っています。栃木県・日光…
山あり谷ありの日本列島にはたくさんの橋がかかっていますが、歴史的に日本三奇橋といわれるのは、甲州(現・山梨県大月市)の猿橋、防州・岩国(山口県岩国市)の錦帯橋、越中新川郡(富山県黒部市)の愛本橋。愛本橋は現存しないため、…
日本三名橋に関しては諸説あり、選者も定かでありません。一般的に東京都中央区の日本橋、山口県岩国市の錦帯橋、そして長崎県長崎市の眼鏡橋と江戸時代に架橋された3つの橋が三名橋とされています。日本橋の代わりに二重橋(東京都)と…
「有名だから行ってみたけど、ガッカリした」、というのが喧伝(けんでん)されて誕生したと推測される「日本三大がっかり名所」。有名税にも思える、ちょっぴり不名誉な3ヶ所は、札幌市時計台(北海道札幌市)、はりまや橋(高知県高知…
日本三大夜景に数えられるのは北海道函館市の函館山、神戸市六甲・摩耶山の掬星台(きくせいだい)、そして長崎市の稲佐山です。共通するのは眼下に海・港があり、ロープウェイで上った山頂から夜景を眺めるという点。加えての共通点はF…
飛鳥時代、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた「実修実験の道」が修験道(しゅげんどう)です。修験者たちは、険しく霊気あふれる山に入り、修行することで自らの魂と神(至高なる魂)との繋がりを探ったのです。そんな修験道の歴史が今…
山そのものが神という信仰は古代から日本にありましたが、日本古来の古神道が修験道や仏教と融合し、中世には山岳信仰として隆盛。雪を被った高嶺は霊山として崇められましたが、日本を代表する3つの霊山が、「日本三霊山」。富士山、白…
歴史的に有名な日本を代表する滝3つを選んだ日本三名瀑。一般的には日光の華厳の滝、熊野の那智の滝、奥久慈の袋田の滝が日本三名瀑ですが、選者がいるわけではありません。というわけで、華厳の滝、那智の滝については異論は少数ですが…
商売繁盛、芸能上達の神様として知られ、繁華街などにも祀られるのが「お稲荷さん」と通称される稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)。日本三大稲荷は、伏見稲荷大社(京都市)、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)、そして豊川稲荷(愛知県豊…
厳寒の時期になると日本各地に水仙が咲きます。中国からどんぶらこと、海を渡って漂着したと推測されるニホンスイセンは、海岸の傾斜地に群生します。日本三大水仙群生地は、一般的に淡路島、越前海岸、南房総・鋸南町の3ヶ所。関東、関…
京都府京都市伏見区にある商売繁盛を祈願する全国3万数千にものぼる稲荷社の総本宮で、日本三大稲荷の筆頭。社伝によれば、渡来系・秦氏族の秦伊侶具(はたのいろぐ)によって和銅4年(711年)創建という古社。稲荷山の麓に本殿があ…