豊乗寺
宇谷山豊乗寺(ぶじょうじ)は鳥取県八頭郡智頭町にある空海(弘法大師)ゆかりの密教寺院(高野山真言宗)。平安時代の嘉祥年間(845年~851年)、空海の法弟・真雅の開基という古刹です。国宝「絹本著色普賢菩薩像」、国の重要文…
宇谷山豊乗寺(ぶじょうじ)は鳥取県八頭郡智頭町にある空海(弘法大師)ゆかりの密教寺院(高野山真言宗)。平安時代の嘉祥年間(845年~851年)、空海の法弟・真雅の開基という古刹です。国宝「絹本著色普賢菩薩像」、国の重要文…
米子市淀江町福岡の上淀地区、上淀廃寺跡近くに鎮座する古社が天神垣神社(あめのかみがきじんじゃ)。古代、この地には法隆寺のような広大な寺がありました(上淀廃寺跡)。やはり、この神社も白鳳時代から脈々とした歴史を誇る神社で、…
八王子大明神と称し、倉吉市福富地区の産土神(うぶすながみ=土地の鎮守)。明治維新の際、福富神社と改称しています。「福富」という縁起のいい名前から幸運と富貴を招くとしてパワースポットになっています。『因幡伯耆國 開運八社巡…
日本神話に登場する「因幡の白兎」(いなばのしろうさぎ/『古事記』では「稻羽之素菟」)で知られる白兎神を主祭神とする神社。境内の社叢(鎮守の森)は国の天然記念物。皮膚病に霊験のある神、縁結びの神様として尊崇を集めています。
鳥取市用瀬町に鎮座する古社。天暦年間(947年~956年)に京(山城国愛宕郡)の祇園社(八坂神社)の分霊を勧請して創建し、妙見大明神としています。羽柴秀吉軍の鳥取城攻めの際の兵火で社殿や古文書を焼失し、由来などは定かであ…
湯梨浜町にある古社で伯耆国(ほうきのくに)一之宮。機織(はたおり)に携わった倭文氏(しずりうじ)が祖神の建葉槌命(たけはづちのみこと=倭文神)を祀ったのが起源。下照姫命(したてるひめのみこと)など出雲の神々をも祀っていま…
智頭往来(因幡街道)と備前街道の交わる智頭宿にある古社。鎌倉時代の1278(弘安元)年、信濃国・諏訪の諏訪大社(信濃国一之宮)から分霊を勧請して創建。以来、武家や鎮火の守護神、農業・狩猟の守護神、道中安全の祈願所として崇…
中国三十三観音霊場第三十三番札所(中国観音霊場の結願寺)となる天台宗の寺。1650(慶安3)年、鳥取藩祖・池田光仲の創建で、創建当初は淳光院と号していたが、1814(文化11)年に大雲院と改称。鳥取東照宮の別当寺で、往時…
1508(永正5)年、鳥取城下湯所に草創と伝わる浄土宗の寺で、火事などで度々転地し、1660(万治3)年に現在地に移転。鍵屋の辻の決闘(伊賀上野)で知られる剣豪・荒木又右衛門の菩提寺となっています。鍵屋の辻の決闘の主人公…
648(大化4)年創建と伝わる古社で因幡国(いなばのくに)の一之宮。平安時代編纂の『延喜式神名帳』記載の因幡国唯一の名神大社(みょうじんたいしゃ/名神=神々の中で特に古来より霊験が著しいとされる神に対する称号)。つまりは…
八頭郡若桜町にある修験道の寺。間口7m、高さ13m、奥行10mの自然の洞窟にすっぽり収まるように建てられた舞台造りの密教建築物が岩屋堂で、国の重要文化財。三徳山三佛寺(鳥取県三朝町)の国宝・投入堂、龍岩寺奥院礼堂(国の重…
倉吉の旧市街地にある曹洞宗の名刹で、1605(慶長10)年の創建。滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』のモデルともなった里見忠義の終焉の地としても知られる寺で、境内には里見忠義と『南総里見八犬伝』のモデルといわれる家臣の墓があり…
智頭町にある神社で、全国でも類いまれな杉の霊を祀っている神社。渓谷を囲む杉木立の中に、白木の板を斜めに組んで大きな三角形を作った斬新なデザインの社殿を配しています。
興禅寺は鳥取歴代藩主の菩提寺として創建された黄檗(おうばく)宗の寺(創建時は臨済宗妙心寺派の寺)。1632(寛永9)年、鳥取藩の藩祖である池田光仲(いけだみつなか)が岡山から転封になった際、伯父で初代岡山藩主・池田忠継の…
鳥取市が市街の北東に位置する摩尼山(357m)は古くから亡くなった人の霊魂が集まる場所と信仰されていた場所。その摩尼山の西麓に834(承和元)年、円仁(慈覚大師)が創建した古刹が摩尼寺。摩尼山中には帝釈天(たいしゃくてん…
1650(慶安3)年、鳥取初代藩主・池田光仲が、東照大権現(徳川家康の神号)を祀る因幡(いなば)東照宮として創建したもの。池田光仲は、徳川家康の曾孫(父・池田忠雄の母が徳川家康の次女・督姫)にあたり、別姓は松平。明治7年…
706(慶雲3)年、修験道の開祖である役行者が開山と伝えられる三朝町の古刹。849(嘉祥2)年、円仁(慈覚大師)が釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来の三尊を安置したので、天台宗の寺、三徳山三佛寺となりました。三徳山(みとくさ…
古代の人々は霊峰・大山(だいせん)のことを大神山(おおかみのたけ)と呼んで崇めていました。その大山信仰の中心が大神山神社でもともとは大神山を仰ぐ遙拝所。本来の社で大山山腹にある奥宮(おくみや)と、遥拝所である米子市の尾高…