多賀城南門が期間限定で特別公開、2025年4月に一般公開に!
古代東北の政治文化の中心だった陸奥国府多賀城の創建1300年を記念して進められている多賀城外郭南門(宮城県多賀城市)の復元工事。国の特別史跡に指定される多賀城跡で、今回復元される南門は、高さ14m、幅33m、復元構想から…
古代東北の政治文化の中心だった陸奥国府多賀城の創建1300年を記念して進められている多賀城外郭南門(宮城県多賀城市)の復元工事。国の特別史跡に指定される多賀城跡で、今回復元される南門は、高さ14m、幅33m、復元構想から…
奈良県高市郡明日香村と橿原市の境、藤原宮の東南の条坊内に計画的に配置された古代寺院の跡が、大官大寺跡(だいかんだいじあと)。飛鳥・藤原地域で建立された古代寺院の中では最大の寺院でしたが、現在は石碑がその場所を示すのみとな…
奈良県高市郡明日香村にある飛鳥時代(古墳時代終末期)の687年(持統天皇元年)に築かれたと推測される八角墳が、野口王墓(のぐちのおうのはか)。宮内庁は檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)として、天武・持統天皇陵に治…
奈良県高市郡明日香村、村の南西部、飛鳥歴史公園内キトラ古墳周辺地区の南に位置するのが、キトラ古墳。阿部山の南斜面に築かれた2段構成の円墳(上段が直径9.4m、下段が直径13.8m)で、昭和58年に、「玄武」壁画が発見され…
奈良県高市郡明日香村、飛鳥地方の西南部、桧隈(ひのくま)と呼ばれる渡来人の里(飛鳥歴史公園内高松塚周辺地区)に位置する直径18m(上段)、高さ5mの円墳が高松塚古墳。藤原京期(694年~710年)の築造で、世界文化遺産登…
奈良県高市郡明日香村、飛鳥歴史公園内石舞台周辺地区の中央に位置する日本最大級の方墳が、石舞台古墳。巨大な両袖式の横穴式石室が露呈していることから、古くから石舞台と呼ばれてきました。世界文化遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮…
奈良県橿原市(かしはらし)、大和三山に囲まれた日本最初の本格的な皇宮の遺構が、藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)。持統天皇8年(694年)完成で、平城京遷都までの16年間、持統、文武、元明の天皇3代が律令国家体制を強力に推進…
奈良県明日香村岡にある飛鳥時代の皇宮跡が、飛鳥宮跡(あすかきゅうせき )。7世紀半ばの皇極天皇の宮殿、飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)だけでなく、飛鳥岡本宮(舒明天皇)、飛鳥浄御原宮(天武・持統両天皇)などの…
古代、大和朝廷から見た東部・北部の原住民の蔑称が蝦夷(えぞ・えみし)で、律令制度の導入により、常陸国府(ひたちこくふ)は現在の茨城県石岡市(石岡小学校敷地内)に7世紀末頃に築かれています。鹿の子遺跡(かのこいせき/石岡市…
奈良時代〜平安時代に、調停に従わなかった東北の蝦夷(えみし)を平定し、東北を管轄するために現在の秋田県秋田市に設置された「最北の古代城柵」で官衙(かんが)機能をも有したのが秋田城。その城内では、なんと水洗トイレの遺構が発…
7世紀の朝鮮半島は高句麗(こうくり、コグリョ)、新羅(しらぎ、シルラ)、百済(くだら、ペクチェ)の三国時代でしたが、唐の強い干渉、侵略を受け、百済と高句麗は滅亡。日本(当時の呼称は倭国)に逃れた高句麗遺民は、武蔵国に高麗…
多賀城と聞いてピンと来る人は少ないかもしれません。国の特別史跡にもなっている宮城県多賀城市にあった古代の城。奈良時代の神亀元年(724年)、遠く離れた奈良の朝廷が、北東北の蝦夷(えみし)を支配するために築いた城柵で、20…
大阪府高槻市安満御所の町、安満山の中腹、標高125mの狭い尾根上にある、一辺20mほどの長方形墳が、安満宮山古墳(あまみややまこふん)。高槻市立公園墓地内にある古墳で、出土した「青龍三年」(235年)銘が入った青銅鏡から…
福岡県小郡市、小郡市役所の北、西鉄天神大牟田線沿いにあるのが、小郡官衛遺跡(おごおりかんがいせき)。7世紀後半に創建された筑後国御原郡(ちくごのくにみはらぐん)の官衛(かんが=律令時代の郡役所)の跡。昭和42年に発見され…
三重県四日市市大矢知町にある奈良時代を中心とした官衙(かんが=役所)の跡が、久留倍官衙遺跡(くるべかんがいせき)。朝明川(あさけがわ)と海蔵川(かいぞうがわ)とにはさまれた丘陵の東先端部に築かれており、発掘調査で掘立柱建…
静岡県藤枝市南駿河台1丁目にある駿河国志太郡(しだぐん)の郡衙(ぐんが)の跡が、志太郡衙跡。奈良・平安時代の郡役所の跡で、国の史跡。志太郡衙は、現在の藤枝市一帯を治めた郡役所ということに。志太郡衙資料館が併設され、志太郡…
兵庫県加古郡播磨町、弥生時代後期から古墳時代初頭の代表的な遺跡である大中遺跡(おおなかいせき)を中心とした史跡公園が、播磨大中古代の村(大中遺跡公園) 。全長500m、幅180mが公園として整備され、公園の中央…
大阪府南河内郡河南町(かなんちょう)、6世紀後半を中心とした円墳・方墳102基を有する国の史跡・一須賀古墳群(いちすかこふんぐん)を保存する大阪府立の近つ飛鳥風土記の丘。その中心施設でビジターセンターになっているのが近つ…