長浦倉庫群(海軍軍需部長浦倉庫跡)
神奈川県横須賀市田浦港町、JR田浦駅から海岸に向かって進んだ長浦湾沿いの臨海部にあるのが、長浦倉庫群。大正8年、海軍工廠造兵部の長浦倉庫(後の海軍軍需部長浦倉庫)と海軍水雷学校の拡張工事の敷地となった場所。長浦湾の岸壁に…
神奈川県横須賀市田浦港町、JR田浦駅から海岸に向かって進んだ長浦湾沿いの臨海部にあるのが、長浦倉庫群。大正8年、海軍工廠造兵部の長浦倉庫(後の海軍軍需部長浦倉庫)と海軍水雷学校の拡張工事の敷地となった場所。長浦湾の岸壁に…
沖縄県糸満市束里、沖縄戦跡国定公園に指定される沖縄本島最南端・荒崎の海岸部にあるのが、ひめゆり学徒散華の跡(ひめゆりがくとさんげのあと)。島民をも巻き込んだ沖縄戦で、南へ南へと逃げた日本軍と住民ですが、降り注ぐ弾雨のなか…
沖縄県中頭郡北谷町(ちゃたんちょう)砂辺、かつて景勝地として知られ、沖縄戦の艦砲射撃などで荒廃した地を復元した砂辺馬場公園(すなべばばこうえん)の一角に立つのが、米軍上陸地モニュメント。昭和20年4月1日、1500隻近い…
沖縄本島南部の南城市玉城糸数にある鍾乳洞(自然洞窟=ガマ)が、糸数アブチラガマ。全⻑270mの鍾乳洞で、沖縄戦では糸数集落の避難壕でしたが、日本軍の陣地壕や倉庫として使用され、戦争が激化し、戦場が南下するに及んで病院壕と…
長崎県西海市崎戸町本郷、蛎浦島(かきのうらしま)と橋で結ばれる崎戸島(さきとじま)の最先端にあるのが、北緯33度線展望台。展望台横に残された戦争遺跡が、崎戸島特設見張所聴音所跡。佐世保鎮守府が沖ゆく潜水艦などのスクリュー…
沖縄県中頭郡読谷村、沖縄戦を控えた昭和18年に建設が始まった陸軍の読谷山飛行場(ゆんたんざひこうじょう=沖縄北飛行場)周囲に築かれた飛行機を格納するための頑強な施設が、掩体壕(えんたいごう)。読谷山飛行場には10基が築か…
鹿児島県大島郡瀬戸内町、加計呂麻島(かけろまじま)の島尾敏雄文学碑公園の北側、干潮時には干潟が広がる呑之浦(のみのうら)にあるのが第18震洋隊基地跡。太平洋戦争末期、後に小説家となった島尾敏雄(しまおとしお)を隊長とする…
鹿児島県大島郡瀬戸内町手安、奄美大島の玄関港・古仁屋港の北東にある戦争遺跡が、手安弾薬本庫跡。奄美大島と加計呂麻島に挟まれた大島海峡防備のため、大正8年に設置が決まった奄美大島要塞の一部で、戦時中は島民にもその存在を知ら…
鹿児島県大島郡瀬戸内町、奄美大島の西端、東シナ海、大島海峡に臨む曽津高崎近くに、日露戦争直後、奄美大島要塞の一部として築かれた戦争遺跡が、西古見掩蓋式観測所跡(にしこみえんがいしきかんそくじょあと)。掩蓋とは敵弾の危害を…
北海道根室市落石西、海岸背後の高台をJR根室本線(花咲線)が走る落石三里浜にある戦争遺跡が、落石トーチカ跡。落石岬から西に続く海岸線に、第二次世界大戦末期に、陸軍が築いたトーチカの跡で、友知トーチカなどとともに根室半島ト…
沖縄県国頭郡伊江村、本部半島の北西9kmの洋上に浮かぶ伊江島の西部、島の北東から南西にかけて縦断しているのが、米軍伊江島補助飛行場滑走路跡地。伊江島には、伊江島空港のほか、跡地を含めて4本の滑走路があり、そのひとつが米軍…
沖縄県国頭郡伊江村(いえそん)、伊江島の市街地にある戦争遺跡が、公益質屋跡。昭和4年12月、世界大恐慌にあえぐ伊江村の財政や村民の生活を救うため、政府の融資を受けて設立された村営の金融機関(質屋)で、沖縄戦の戦火をくぐり…
長崎県佐世保市戸尾町、第二次世界大戦の最中に築かれた防空壕をそのまま利用した市場が、とんねる横丁。中央戸尾市場、西海市場、三角市場とともに戸尾市場街(とのおいちばがい)を形成し、佐世保市民の台所になっています。
長崎県対馬市上県町、対馬の北部、「日本最北西端の碑」が立つ棹崎(さおざき)背後の高台に整備されるのが棹崎公園。断崖の上に建つ現在の対馬棹埼灯台は、昭和13年3月に設置された棹崎砲台の跡。豊砲台、城山砲台、姫神山砲台などと…
兵庫県加西市鶉野町にある第二次世界大戦の最中に海軍が開設した鶉野飛行場(うずらのひこうじょう)・滑走路跡の北端部に建つ、戦争遺跡「鶉野フィールドミュージアム」の拠点となる施設が、soraかさい。戦闘機「紫電改」と、「九七…
兵庫県加西市鶉野町にあるのが、鶉野飛行場跡(うずらのひこうじょうあと)。第⼆次世界⼤戦の戦局悪化に際して、パイロットを養成するために海軍が姫路海軍航空隊を開場、九七式艦上攻撃機を使用した実用訓練が行なわれていました。滑走…
鹿児島県出水市平和町、出水ゴルフクラブ南側に現存する3基の遺構が、出水海軍航空基地掩体壕(いずみかいぐんこうくうたいきちえんたいごう)。掩体壕とは、戦闘機などを爆撃から守るために築かれたコンクリート製のシェルターのこと。…
鹿児島県出水市平和町、出水海軍航空隊跡に築かれた公園が、特攻碑公園(とっこうひこうえん)。「雲こそわが墓標 落暉よ碑銘を飾れ」と刻まれた石碑が戦闘指揮所地下壕の上に立ち、哨舎跡などが現存。往時の地下壕は、見学可能な鹿児島…