八日市飛行場掩体壕(布引掩体群)
滋賀県東近江市、東近江市の中央に位置する沖野ヶ原(東近江市総合運動公園周辺)には、第二次世界大戦中、陸軍八日市飛行場がありましたが、その飛行機を頑強なコンクリート造りのシェルターで守ったのが掩体壕(えんたいごう)。八日市…
滋賀県東近江市、東近江市の中央に位置する沖野ヶ原(東近江市総合運動公園周辺)には、第二次世界大戦中、陸軍八日市飛行場がありましたが、その飛行機を頑強なコンクリート造りのシェルターで守ったのが掩体壕(えんたいごう)。八日市…
鹿児島県鹿児島市清水町にある幕末に築かれた台場の跡が、祇園之洲台場跡。生麦事件に続く、薩英戦争で、鹿児島城を守備する祇園之洲台場は主戦場となっています。平成22年の発掘調査で、薩英戦争当時の石垣、砲座、土塁などが広く残存…
鹿児島県肝属郡錦江町馬場、大根占海岸に幕末に築かれた台場の跡が、松崎砲台跡。生麦事件勃発後、大根占海岸の砂丘地に薩英戦争に備えて建設された臨時の砲台で、大砲3門が25m間隔で備え付けられていました。現在は石積みだけが残さ…
鹿児島県肝属郡南大隅町にある幕末の砲台跡が、瀬脇砲台跡。嘉永4年(1851年)、薩摩藩は攘夷(じょうい=外敵を撃ち払って入国させない)の目的で瀬脇砲台、と辺田原に根占砲台(現・台場公園)を築き、大砲1門を構えています。瀬…
鹿児島県鹿屋市共栄町、鹿屋市役所近く、国鉄大隅線鹿屋駅跡地に建つのが、鹿屋市鉄道記念館。志布志駅と国分駅を結んだ大隅線は、大正4年7月11日に高須駅〜鹿屋駅間が開業した南隅軽便鉄道(後の大隅鉄道)が前身。昭和10年に国有…
宮崎県東諸県郡国富町にある太平洋戦争の戦争遺跡が、国富町六野原のトーチカ。六野原の広大な台地には、昭和18年11月、大刀洗陸軍飛行学校・木脇教育隊が開校され、周辺には4基のトーチカが畑の中に現存(もっとも南のトーチカは史…
北海道根室市光洋町5丁目、根室半島の中部、第二次世界大戦末期に太平洋側の友知湾沿いに構築されたトーチカのひとつが、友知トーチカ跡。西側の桂木トーチカ跡も残り、貴重な戦争遺跡になっています。イタリア料理店「ボスケット」の建…
北海道広尾郡大樹町旭浜、歴舟川の河口の西側、旭浜にあるコンクリート製の構造物群が、旭浜のトーチカ群。トーチカは、鉄筋コンクリート製の特殊陣地。第二次大戦下、アメリカ軍の十勝上陸に備えて構築されたという戦争遺跡で、大樹町の…
長崎県対馬市厳原町、近世の城・金石城(最初に対馬藩藩庁が置かれた城)の背後にそびえる清水山(210m)の山上に、豊臣秀吉の命で文禄・慶長の役の兵站基地として築かれた城が、清水山城(しみずやまじょう)。壱岐島の勝本城ととも…
高知県高岡郡四万十町下津井、梼原川と支流の払川の合流点、払川に架かる鉄筋コンクリート造り三連アーチ橋が、佐川橋(下津井めがね橋)。林業が盛んだった昭和14年、佐川山国有林で切り出した木材を大正町田野々(現・四万十町大正)…
沖縄県八重山郡竹富町、波照間島(はてるまじま)の玄関港・波照間港(波照間漁港)の東にある城(ぐすく)が、下田原城(しもたばるじょう)。第二次世界大戦の戦禍を受けていないため、1429年に琉球王国統一の歴史を示す貴重な遺跡…
沖縄県うるま市安慶名、1453年、安慶名大川按司(あげなおおかわあじ)の改築城と伝承される城(グスク)で国の史跡となるのが、安慶名城(あげなぐすく)。城の北側を流れる天願川が別名大川と呼ばれることから、大川城(おおかわぐ…
山口県萩市の沖合44.3kmに浮かぶ見島の南東部に位置する大規模な古墳群が、見島ジーコンボ古墳群。海岸に沿って長さ300m、幅50m〜100mの範囲に積石塚(つみいしづか)スタイルで200基の古墳が残され(7世紀後半〜1…
静岡県静岡市清水区由比寺尾、東海道、薩埵峠(さったとうげ)の由比宿側の登り口、寺尾集落にあるのが、東海道名主の館小池邸(とうかいどうなぬしのやかたこいけてい)。由比地区で長年名主を務めた小池家の現存する主屋は、明治時代の…
石川県輪島市門前町黒島町、北前船の寄港地として栄え、北前船の船主や船員の集落として栄えた一帯は、輪島市黒島地区伝統的建造物群保存地区にも選定されています。そのビジターセンター的役割を担う施設が、輪島市黒島天領北前船資料館…
石川県輪島市門前町、北前船の寄港で栄えた黒島地区。北前船の船主や船員の集落として栄えた輪島市黒島地区伝統的建造物群保存地区の北寄りにあり、現存する黒島の代表的な廻船問屋の遺構が、旧角海家住宅(きゅうかどみけじゅうたく)。…
石川県七尾市中島町、口能登地方では最も古い形式の住宅で、国の重要文化財に指定されるのが、座主家住宅(ざすけじゅうたく)。もともと近くにある藤津比古神社 ( ふじつひこじんじゃ )を鎮守とする妙成寺の座主房を称し…
石川県羽咋郡宝達志水町にあるのが、加賀藩十村役岡部家。加賀藩十村役(とむらやく)を務めた名家で、現存する建物は、元文元年(1732年)築の入母屋造り、茅葺き屋根で、石川県の有形文化財に指定。外塀には五福神の鬼瓦を配し、往…