長柄桜山古墳群・第1号墳
神奈川県逗子市桜山と三浦郡葉山町長柄の境界、丘陵を利用して築かれた2基の前方後円墳が長柄桜山古墳群(ながえさくらやまこふんぐん)。ともに前方後円墳で、第1号墳は墳丘長91.3m、第2号墳は墳丘長88mで、現存する神奈川県…
神奈川県逗子市桜山と三浦郡葉山町長柄の境界、丘陵を利用して築かれた2基の前方後円墳が長柄桜山古墳群(ながえさくらやまこふんぐん)。ともに前方後円墳で、第1号墳は墳丘長91.3m、第2号墳は墳丘長88mで、現存する神奈川県…
北海道函館市志海苔町にある中世の城館跡が、志苔館(しのりたて)。渡島半島(おしまはんとう)に築かれた倭人の城館跡の道南十二館(どうなんじゅうにたて)のひとつ。道南十二館の東端に位置する城館で、国の史跡に指定されるほか、続…
世界各地で築かれる円形の墳墓、円墳。日本国内では奈良市の富雄丸山古墳の直径109mが最大で、以下、埼玉県行田市の丸墓山古墳、茨城県大洗町の車塚古墳と続きます。丸墓山古墳は、巨大な前方後円墳が並ぶ埼玉古墳群で唯一の円墳で、…
茨城県東茨城郡大洗町にある直径95mという巨大な円墳が車塚古墳。東日本では埼玉古墳群(埼玉県行田市)の丸墓山古墳(直径105m)に次ぐ、巨大な円墳で、全国的に3位(1位は奈良市の富雄丸山古墳)という規模を誇っています。磯…
埼玉県比企郡嵐山町にある鎌倉幕府の御家人・畠山重忠(はたけやましげただ)の居館跡が菅谷館(すがややかた)。平安時代に大里郡畠山荘の荘司だったのが畠山家で、その居館。国の史跡、そして続日本100名城にも選定され、菅谷館の一…
埼玉県行田市にある、9基の大型古墳で構成される埼玉古墳群を公園化したのが、さきたま古墳公園。埼玉県では唯一、国の特別史跡に指定される埼玉古墳群は、東日本最大の古墳群です。古墳の保護を目的に公園化されていますが、一部は古墳…
東京都にある城跡のうち、日本100名城に選定されるのは、江戸城(東京都市代田区)だけ。続日本100名城選定は、八王子城、滝山城(いずれも八王子市)と、品川台場(港区)ですが、品川台場は幕末の江戸湾防備で築かれた砲台のため…
東京都八王子市、滝山丘陵にある中世の山城が滝山城(たきやまじょう)。都立滝山自然公園として整備され、本丸、中の丸や、空壕、竪壕、土塁、虎口、曲輪(くるわ)、土橋などの遺構が良好に残され、「中世城郭の最高傑作」ともいわれて…
三重県は畿内に近いということもあり、墳丘長188mという東海・北陸地方最大の御墓山古墳(みはかやまこふん)があり、さらに同じ伊賀地方の馬塚古墳 、石山古墳の3ヶ所が三重県三大古墳。ヤマト王権との密接な関係がうか…
静岡県には巨大古墳のイメージがありませんが、実は静岡市街の真ん中に、県下最大の谷津山古墳があり、墳丘長は110m。現存する2位、3位の古墳である磐田市の銚子塚古墳、松林山古墳からは卑弥呼(ひみこ)の鏡と呼ばれる三角縁神獣…
甲府盆地一帯は、古墳時代前期の前方後円墳から三角縁神獣鏡が出土し、古墳時代の早い時期にヤマト王権に組み込まれていたことがわかっています。山梨県三大古墳に数えられる前方後円墳は、甲府盆地南部の銚子塚古墳、天神山古墳、大丸山…
栃木県の小山市、栃木市、下野市周辺は、古代の下毛野(しもつけ=律令時代の下野国)の中心地があった場所で、ヤマト王権と密接な関係があった首長の墓として巨大な前方後円墳が築かれています。吾妻古墳、琵琶塚古墳、摩利支天塚古墳が…
茨城県石岡市にある律令制の始まりとともに常陸国の国府に祀られた古社が、常陸國總社宮。石岡市は古代に常陸国の国府が置かれた地。天平年間の創建という古社で、常陸国中の神々を合祀する社で、茨城県を代表するパワースポットのひとつ…
東日本の墳丘長が150mを巨大古墳のうち、1位、3位、4位というのが群馬県三大古墳の天神山古墳(太田天神山古墳)、浅間山古墳、別所茶臼山古墳(円福寺茶臼山古墳)。いずれもヤマト王権と密接な関係を有した「毛野国」(けぬのく…
茨城県水戸市牛伏町、くれふしの里古墳公園にある展望塔が、はに丸タワー(高さ17.3m)。牛伏古墳群を中心に整備された歴史をテーマとした公園が、くれふしの里古墳公園ですが、そのシンボルタワーがはに丸タワー。日本最大の埴輪(…
茨城県には、水運を利用した経済力をベースにして、東日本の2位、6位、9位にランクイン巨大古墳が築かれています。律令時代に朝廷の最前線となった場所が現在の石岡市一帯ですが、古墳時代にもヤマト王権と密接な関係をもった首長が、…
埼玉県にある巨大な古墳(前方後円墳)は、行田市の埼玉古墳群の二子山古墳を筆頭に、同じ埼玉古墳群の稲荷山古墳、そして東松山市の野本将軍塚古墳。この3基が埼玉県三大古墳ですが、埼玉古墳群は、埼玉県では唯一、関東地方にも13件…
文化庁の調査では、千葉県の古墳・横穴墓の数は、現存と消滅を合算して1万2765基を数え(平成28年度)、全国4位、東日本ではケタ違いの1位です。東京湾の海上交通を掌握し、ヤマト王権とも密接な関係を有した首長が、地元の石材…