重要文化財 時國家(下時国家)
石川県輪島市にある建物が国の重要文化財、庭園が国の名勝に指定されるのが重要文化財 時國家(下時国家)。初代は文治元年(1185年)、能登に配流された平時忠(たいらのときただ)という時国家には、現在、上時国家(本家)と下時…
石川県輪島市にある建物が国の重要文化財、庭園が国の名勝に指定されるのが重要文化財 時國家(下時国家)。初代は文治元年(1185年)、能登に配流された平時忠(たいらのときただ)という時国家には、現在、上時国家(本家)と下時…
岐阜県大垣市にある中山道・美濃十六宿のひとつが赤坂宿(美濃赤坂)。中山道69次のうち、江戸から数えて56番目の宿場で、平安時代から鎌倉時代にかけては杭瀬川駅(くいせがわえき)、江戸から明治にかけては赤坂湊(杭瀬川の川湊で…
岐阜県瑞穂市、中山道69次のうち、江戸から数えて55番目の宿場が美江寺宿(みえじゅく)。宿場の名は養老3年(719年)創建の古刹、美江寺に由来しますが、寺自体は、本尊の十一面観音を含め戦国時代に斎藤道三(さいとうどうさん…
岐阜県美濃加茂市にあるのが太田宿・太田の渡し跡。中山道(なかせんどう)の三大難所のひとつで「木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」と俗謡にもある急流・木曽川を越える、太田の渡し(渡船場)。太田橋のすぐ下流が太田の渡し…
岐阜県美濃加茂市太田本町にある中山道の本陣の跡が太田宿・本陣跡。現存する遺構は、福田家が務めた本陣の立派な門のみで、文久元年(1861年)、皇女・和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐために下向した際に建てられたもの。元は、本…
岐阜県各務原市鵜沼にあるのが、うとう峠一里塚跡。中山道(なかせんどう)の鵜沼宿(うぬまじゅく)から太田宿の間は、木曽川が今日、日本ラインと呼ばれる激流区間となるため北側の山間、うとう峠を抜けていますが、峠の西側にあるのが…
岐阜県高山市上川原町、益田街道(飛騨川沿いに美濃太田へと通じた尾張街道)沿いに建ち薬種商を営む「原三」商店の店舗兼用住宅だった町家が松本家住宅。現存する建物は、明治8年の大火を奇跡的に免れた江戸時代末期建築で、国の重要文…
岐阜県高山市、古い町並みの残る大新町、越中街道沿いにある、明治8年の大火の後すぐに建てられた高山の標準的な町家が宮地家住宅(高山市の文化財に指定)。土蔵は江戸時代中期築という歴史的建造物。宮地家住宅が建つ大新町は多くの職…
岐阜県高山市にある城山(標高686.1m)に築城された平山城が高山城。戦国時代から江戸時代前期の城跡で、城山公園(24.63ha)として整備されています。飛騨は、貴重な資源を産する地として、元禄5年(1692年)に天領(…
岐阜県高山市八軒町、江戸時代に天領だった飛騨(ひだ)の代官・郡代所跡が高山陣屋。幕末には全国に60数ヶ所あった郡代・代官所ですが、現存するのは高山陣屋のみ(国の史跡)。陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行なった場所で…
埼玉県川越市にある現存する川越最古の蔵造り建築が大沢家住宅。呉服太物を商っていた近江屋半右衛門が寛政4年(1792年)に建てた蔵造りの店舗。明治26年の川越の大火でも焼失から免れ、国の重要文化財に指定されています。平成元…
埼玉県深谷市にある大正15年、佐々木勇之助(ささきゆうのすけ=大正5年、渋沢栄一の後任として第一銀行第2代頭取に就任)の古希を記念して建設された洋風建築が清風亭。渋沢栄一の古希記念で建てられた誠之堂とともに、平成11年に…
埼玉県深谷市にある武蔵国榛沢郡血洗島村(現・深谷市血洗島)出身で令和3年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一が設立した第一国立銀行ゆかりの建物が誠之堂。第一銀行(旧第一勧業銀行)の清和園(東京・世田谷)に建…
埼玉県行田市本丸、水城公園となった忍城跡(続日本100名城)にあるミュージアムが行田市郷土博物館・忍城御三階櫓。本丸という地名が示すとおり往時には忍城の本丸があった地で、観光天守として昭和63年に建てられた忍城御三階櫓の…
和歌山県新宮市にある那智山と熊野本宮を結ぶ熊野古道・中辺路(なかへち)の難所が大雲取越(おおくもとりごえ)。現在の那智大社・那智の滝(那智山熊野権現)から熊野本宮大社(熊野権現)までの険しい山道が、雲取越(くもとりごえ)…
和歌山県和歌山市、万葉の歌人に愛され、多くの歌に詠まれた景勝地・片男波(かたおなみ)に整備された、和歌浦湾と和歌川に挟まれた細長い公園が片男波公園。和歌浦湾を望む眺望が抜群で、和歌山県朝日夕陽百選にも選定。1.2kmの人…
和歌山県田辺市磯間、紀伊水道に面した田辺湾の最奥部にある古墳時代の集団墓が磯間岩陰遺跡(いそまいわかげいせき)で、国の史跡。かつては海岸だった地で、海食崖を使った古墳時代の墓地。5世紀末〜7世紀前半までの石室で、発掘調査…
和歌山県和歌山市岩橋(いわせ)、「紀伊風土記の丘」周辺に点在する、850基を超える古墳群が岩橋千塚古墳群(いわせせんづかこふんぐん)。5世紀末から7世紀初めにかけて築造された古墳で、うち430基が国の特別史跡、13基が公…