有珠山・西山山麓火口群(西山山麓火口散策路)
平成12年の有珠山の爆発。3週間ほどの間に西山山麓と金比羅山山麓に少なくとも65個の火口が誕生しています。その爆発で誕生した西山山麓火口群には遊歩道(フットパス)が整備され、火山の恐ろしさ、火山災害のすさまじさを目の当た…
平成12年の有珠山の爆発。3週間ほどの間に西山山麓と金比羅山山麓に少なくとも65個の火口が誕生しています。その爆発で誕生した西山山麓火口群には遊歩道(フットパス)が整備され、火山の恐ろしさ、火山災害のすさまじさを目の当た…
知床連山の麓、原生林のなかに点在する5つの不定型の湖。個々に固有の名はなく、一湖、二湖と呼ばれています。流入、流出する川はなく、実に神秘的。五湖の水は湖底の岩を伝い、知床半島の断崖(五湖の断崖)にしみ出しています。5つの…
クラーク博士の提唱で、明治19年、豊平川扇状地の地形をそのまま活かして造られた、広さ13haの植物園。開拓時代そのままの美しい自然林は、今やビル街になってしまった札幌の100年以上前にタイムスリップできます。園内では北海…
根室半島の付根で太平洋に突き出した岬。海岸線は断崖ですが海岸段丘の上は台地となっていて落石湿原や草原、低い灌木が広がっていて散策、自然観察にも絶好。サカイツツジの南限自生地として、国の特別天然記念物に指定されています。駐…
花咲灯台下の断崖にある放射状摂理の構造をしたアルカリ粗粒玄武岩で、文字通り車輪のように球状の岩体で、車石と呼ばれています。その奇観と大きさは、世界でも類を見ないことから、国の天然記念物に指定。海底に堆積した泥などの中にド…
枝幸港(北見枝幸)の北に突き出した小さな岬がウスタイベ岬。国道238号から外れて岬を一巡する道に入ると、先端の草原部分がウスタイベ千畳岩キャンプ場となっています。その海岸線にあるのがウスタイベ千畳岩。ガラス質安山岩の貫入…
松前町にある北海道最南端の岬で、本州最北端の大間崎(下北半島)から15kmほど南に位置しています。対岸の津軽半島最北端の竜飛崎からは19.2kmで、晴れていれば本州を眺望します。国内で見ることができる野鳥500種類のうち…
安房グリーンライン白浜トンネル北入口の路側にある地層の露呈。平成22年4月に開通した安房グリーンラインの工事により発見されたもの。第三紀鮮新世から第四紀更新世(およそ400万年前~100万年前)に堆積した千倉層群・畑層の…
富津岬のすぐ南、磯根崎の漁港横の浜にはハマヒルガオが群生。周辺に土砂などが不法投棄されると、浜の保水性が高まり、ハマヒルガオの生育環境が脅かされることに。磯根海岸では地元クリーンネットふっつがその保全に努めており、絶滅寸…
上総湊海岸(上総湊海水浴場)に隣接する3.6haの海浜公園。上総湊港海水浴場を中心に遊歩道が整備され、北側の海岸はハマヒルガオの保護区域で、例年5月頃には花盛りに。南側に遊具施設も配されています。駐車場も南北2ヶ所用意。…
遠浅で知られる富津市の大貫中央海水浴場ですが、大貫海岸では防潮堤の海側の浜をハマヒルガオが這うように群生。例年ゴールデンウィーク頃に見頃を迎え、6月頃まで花見が楽しめます。晴れた日には富士山とハマヒルガオの競演も。
南房総市の白浜町市街地から安房グリーンラインを北上。 安房白浜トンネルを出たところにあるのが、「大規模海底地すべり地層」。 海底で起きた大規模な地すべりの跡が残る地層なんだとか。
ナウマンゾウで知られるナウマン博士が明治11年、東京帝大地質学教室の初代教授となって初めて巡検に訪れた場所が長瀞。1億4000万年前の海底にあった土が結晶片岩に変化し、巨大な岩畳や甌穴(ポットホール)を生みだしました。岩…
もともとは南海の海底火山がマントル対流にのって北上、本州にぶつかって誕生したのが伊豆半島。 伊豆半島ジオパークはユネスコの「世界ジオパーク」に認定されていますが、必踏の地が堂ヶ島の天窓洞です。
石狩川の河口部と日本海を隔てる砂州に発達した全長1.5kmほどの砂丘地帯(石狩砂丘の一部)に広がるハマナスを中心としたお花畑。46haが「はまなすの丘公園」となっていて、木道を使って自然観察が可能。180種におよぶ海浜植…
石狩川河口部と日本海に挟まれた砂丘地帯(砂州)に建つ施設で、石狩浜、石狩川河口周辺の自然保護活動の拠点。石狩浜は、多様な海浜植物や天然の海岸林が残る、全国的にも貴重な自然海岸。高度成長時代に海浜植生の破壊が進んだことの反…
御前崎から天竜川の河口にかけて、遠州灘沿いの海岸線に続く広大な砂丘地帯が「南遠大砂丘」(なんえんだいさきゅう)。河口を利用した漁港以外に港湾施設はなく、約30kmもの砂丘がただただ続く、日本一の砂丘地帯です。鳥取、吹上(…
鳥取市街の西にある周囲16km、面積6.8平方キロメートルの汽水湖で、「日本最大の池」。最深部でも7mしかなく、それが池といわれるゆえん。かつては大きな入江でしたが、砂州が伸びて海と分断されました。池には青島、津生島、団…