長崎ロープウェイ
長崎市街の北西部にそびえる標高332.9mの稲佐山と、山麓の淵神社を結ぶのが長崎ロープウェイ。昭和34年に運行を開始し、淵神社駅と稲佐岳駅の高度差298m、距離1090mをわずか5分で登ってしまいますが、ガイドが眼下に見…
長崎市街の北西部にそびえる標高332.9mの稲佐山と、山麓の淵神社を結ぶのが長崎ロープウェイ。昭和34年に運行を開始し、淵神社駅と稲佐岳駅の高度差298m、距離1090mをわずか5分で登ってしまいますが、ガイドが眼下に見…
島原の乱で知られる長崎県島原市の島原城。元和4年(1618年)から7年余りを費やし、肥前日野江藩の藩主となった松倉重政が築城。森岳と呼ばれた小高い丘の上に築かれ、別名を「森岳城」といわれていました。松倉氏・高力氏など4氏…
長崎県平戸市にあった城で、江戸時代には平戸藩松浦(まつら)氏の居城だったのが平戸城(ひらどじょう)。下松浦党の棟梁・松浦鎮信(法印)が戦国時代に日之嶽に海(平戸瀬戸)を天然の外堀にして築城した平山城が始まり。三方の海を外…
平戸城に残る藩政時代の唯一の櫓(やぐら)が狸櫓(たぬきやぐら)で北虎口門とともに二の丸の搦手(からめて=裏側)を守っています。正式名は多聞櫓(たもんやぐら)ですが、天保初年(1830年)頃、櫓の修理の際に狸が小姓に化けて…
宝永4年(1707年)に完成した門で、平戸城では唯一現存する門が北虎口門。二の丸の搦手(からめて=裏側)を守る北虎口門ですが、山鹿流築城法で縄張りされた際に、隣接する地蔵坂櫓(昭和の復興)とともに北側に移動しています。乾…
標高1079mの雲仙仁田峠と1333mの妙見岳の南肩、標高差174mを3分で結ぶ雲仙ロープウェイ。麓の仁田峠駅から妙見岳にかけての一帯は、標高1000m以上の高地に咲くツツジの一種、ミヤマキリシマ、ミツバツツジの大群落で…
雲仙温泉街の中心にあり、最も噴気活動が激しい大叫喚地獄をはじめお糸地獄、清七地獄、八万地獄、泥火山など30あまりの地獄が点在する地熱地帯が雲仙地獄。キリシタン殉教の地でもあり殉教碑が立てられています。また、映画『君の名は…
島原半島南部、現在の南島原市にある原城跡は、周囲4kmの三方を有明海に囲まれ、難攻不落の天然の要塞だった原城(有馬城、日暮城)の城跡。本の丸、二の丸、三の丸、天草丸、出丸などで構成される城跡は原城跡公園として整備されてい…
キリシタン大名・有馬晴信(ありまはるのぶ)の領有する日野江城下に、天正8年(1580年)、ヨーロッパのイエズス会が開いた初等教育機関がセミナリヨ。現在の南島原市本町・三尺町地区に慶長6年(1601年)〜慶長17年(161…
有明海に臨む原城の北3kmほどの南島原市の山中にある中世の平山城の城跡が日野江城跡(ひのえじょうせき)。島原半島一帯を支配した領主・有馬氏の居城で、有馬貴純(ありまたかずみ)の城主時代の明応5年(1496年)には支城とし…
長崎市内を流れる中島川に架かる眼鏡橋は日本で初めてつくられたアーチ型石橋。唐寺である興福寺第2代目住職の黙子如定(もくすにょじょう)が、参詣者のためにと江戸時代初めの寛永11年(1634年)に架けられたといわれ、長さ23…
諫早城(いさはやじょう=高城城)の城跡を整備した長崎県諫早市の諫早公園。その園内にある眼鏡橋(めがねばし)はもともと、諫早公園のそばを流れる暴れ川・本明川に架かっていた、天保10年(1839年)架橋の石橋。橋に階段があり…
佐世保市にある九十九島を眺望する絶景展望台の石岳展望台。道路から山道を歩かなければならないため、かつてはカメラマンなど地元の人のみが訪れていた知る人ぞ知る穴場でした。それが2003年公開のハリウッド映画『ラストサムライ』…
長崎港ターミナルから定期便として運航される、やまざき海運の遊覧コース。3隻のクルーズ船「マルベージャ」(定員225名)、「マルベージャ3」(定員221名)、「観光丸」(定員300名)によるクルージングが楽しめる。軍艦島上…
長崎から18.5km、野母崎近くの海上にある周囲1.2kmの島が、軍艦島。海上から眺める姿が戦艦「土佐」に似ていたことから、軍艦島の名の由来ですが、正式名は端島(はしま)。もともとは水成岩の瀬だったのですが、三菱が買い取…
本土最西端の地、長崎県佐世保市の小佐々(こさざ)地区にある岬が神崎鼻(こうざきばな)。先端部分は神崎鼻公園として整備され、「日本本土最西端のシンボル塔」をはじめ、日本本土最端地との四極交流盟約を記念した直径15mの「四極…
西海国立公園に指定された多島海の群島、九十九島。それを南側から眺望するのが佐世保市各所にある展望所。船越展望所もそのひとつで、南九十九島観光の拠点、西海パールシーリゾートから車で3分ほどの距離にあるという好立地。展望台周…
展海峰(てんかいほう)は、佐世保と九十九島を隔てる俵ヶ浦半島のほぼ中央(佐世保市下船越町)、標高166mにある展望台。展望台からは、真珠やカキの養殖イカダの浮かぶリアス式海岸の入江や、九十九島を見下ろす絶好のポイント。2…