吉備真備産湯の井戸
倉敷市真備町にある吉備真備(きびのまきび)伝承の井戸が吉備真備産湯の井戸。吉備真備の生誕前夜に、居館のそばの井戸に星が落ちたので星の井と呼ばれるようになったと伝えられています。井戸の東側が吉備真備の居館跡と伝えられる地で…
倉敷市真備町にある吉備真備(きびのまきび)伝承の井戸が吉備真備産湯の井戸。吉備真備の生誕前夜に、居館のそばの井戸に星が落ちたので星の井と呼ばれるようになったと伝えられています。井戸の東側が吉備真備の居館跡と伝えられる地で…
国宝や重要文化財指定の刀剣の約半数、日本全国に残る刀剣の約8割を占める名刀「備前長船」(びぜんおさふね)の産地、岡山県瀬戸内市長船町。刀剣や刀剣の資料を集めた備前長船刀剣博物館は昭和58年の開館。「備前長船刀剣工房」や、…
岡山県美咲町の標高400mの山間地に、大きな谷全体にすり鉢状に広がる42.2ha、850枚という大きな棚田が大垪和西の棚田(おおはがにしのたなだ)。農林水産省の「日本の棚田百選」にも選定されています。棚田保存地区設置条例…
吉備津神社と古代山城の鬼ノ城(きのじょう)のちょうど中間に鎮座する古社が矢喰宮(やぐいのみや)。吉備国平定のため派遣された四道将軍のひとり、吉備津彦命(きびつひこのみこと)と温羅(うら)と呼ばれた鬼(吉備津宮縁起によれば…
最上稲荷(さいじょういなり)と通称されていますが正式名は最上稲荷山妙教寺という日蓮宗の寺。岡山市北区、吉備平野を眺望する龍王山の南麓にあり、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに「日本三大稲荷」に数えられる(笠間稲荷神社…
備中高梁(岡山県高梁市)にある臨済宗永源寺派の古刹、頼久寺。永正年間(1504年〜1521年)、備中松山城主・上野頼久が足利尊氏の建てた安国寺を再興、寺号を安国頼久寺とした。国の名勝にも指定の頼久寺庭園は、小堀政一(こぼ…
『桃太郎』のモデルともいわれる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀ることで知られる古社が岡山市北区に鎮座する吉備津彦神社。備中と備前の国境に位置する「吉備の中山」(きびのなかやま)を御神体とし、その備前側の麓に鎮座する(…
北麓には吉備津神社、東麓には吉備津彦神社、南麓には尾上車山古墳(国の史跡)があるという古代吉備国の聖なる山が岡山市の「吉備の中山」。その吉備の中山に造られた墳長120mの前方後円墳が中山茶臼山古墳。宮内庁は「大吉備津彦命…
岡山県県北西部、新見市井倉にあり、高梁川(たかはしがわ)の両岸に高さ250mもの絶壁となって約8kmも続く峡谷が井倉峡。これは、高梁川が阿哲石灰岩層群(秩父古生層)、三郡変成岩類(変成された秩父古生層)で構成されるカルス…
岡山県北部、鏡野町の奥津温泉の3kmほど下流に位置する国の名勝に指定される美しい渓谷が奥津渓(おくつけい)。天狗岩や鮎返しの滝など「奥津八景」と呼ばれる奇岩や滝が約3kmに渡り連続する景勝地で、花崗岩でできた河床には天然…
岡山県新見市内のカルスト台地に点在する洞穴群の中でも、江戸時代末期、猟師が狸を追っているとき発見という早くから開発された鍾乳洞が満奇洞(まきどう)。古くは「槇の穴」と呼ばれていましたが、歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻が昭和4…
岡山県新見市の井倉峡の最上流にあり、昭和33年に発見された総延長1200mの鍾乳洞が井倉洞。一帯は阿哲台(あてつだい)と呼ばれるカルスト台地で、阿哲台の中央部に位置する草間台にあるのが井倉洞です。石灰岩が長い年月の間に地…
備中と備前との国境、「吉備の中山」(きびのなかやま)を御神体とする吉備国総鎮守として創建された古社が岡山市北区吉備津に鎮座する吉備津神社。7世紀後半、吉備国が3分割された後に備中国一之宮として歴代の国司に崇められました。…
岡山市にある6世紀末(古墳時代後期〜終末期)に築造されたと推測される円墳が牟佐大塚古墳(むさおおつかこふん)。国の史跡に指定され、箭田大塚古墳(やたおおつかこふん)、こうもり塚古墳と並んで、岡山県三大巨石墳のひとつ。裾部…
平安時代、国庁に赴任した国司が国中の神社を巡る手間を省くため、国府の近くに造られたのが、総社。古代、備中国府が置かれたときに、備中の主な神社、324社の神を合祀して創建されたのが総社市の備中総社宮です。本殿は昭和54年の…
岡山県総社市の吉備路風土記の丘にある全長約100mの前方後円墳がこうもり塚古墳(国の史跡)。松林に覆われた後円部には、巨大な石を用いた全長19.4mの横穴式石室があり、その規模は全国でも最大。箭田大塚古墳、牟佐大塚古墳と…
岡山県総社市、備中国分寺(備中国分寺の後継寺院)と礎石などの残る備中国分寺跡の東に位置する古代の寺院跡が備中国分尼寺跡。天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)により、全国に建立された国分尼寺(法華滅罪之寺)の…
天平13年(741年)に聖武天皇の詔(みことのり)で諸国に一寺ずつ造られた国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつで備中国(びっちゅうのくに=現在の岡山県西部)に建立されたのが備中国分寺。岡山県総社市にある後継寺院、備中国…