有馬のセミナリヨ跡
キリシタン大名・有馬晴信(ありまはるのぶ)の領有する日野江城下に、天正8年(1580年)、ヨーロッパのイエズス会が開いた初等教育機関がセミナリヨ。現在の南島原市本町・三尺町地区に慶長6年(1601年)〜慶長17年(161…
キリシタン大名・有馬晴信(ありまはるのぶ)の領有する日野江城下に、天正8年(1580年)、ヨーロッパのイエズス会が開いた初等教育機関がセミナリヨ。現在の南島原市本町・三尺町地区に慶長6年(1601年)〜慶長17年(161…
有明海に臨む原城の北3kmほどの南島原市の山中にある中世の平山城の城跡が日野江城跡(ひのえじょうせき)。島原半島一帯を支配した領主・有馬氏の居城で、有馬貴純(ありまたかずみ)の城主時代の明応5年(1496年)には支城とし…
大阪府南河内郡太子町にある古刹、叡福寺。飛鳥時代に推古天皇が厩戸皇子(うまやどのおうじ=聖徳太子)の墓所を守護するために創建と伝わります。推古天皇28年(620年)、厩戸皇子(聖徳太子)がこの地に自身の墓所を造営すること…
大阪府南河内郡太子町にある円墳で、宮内庁により「磯長墓」(しながのはか)、つまりは厩戸皇子(聖徳太子)の墓に治定。周辺には天皇陵4基(敏達天皇陵・用明天皇陵・推古天皇陵・孝徳天皇陵)があり、磯長谷古墳群(しながだにこふん…
江戸時代後期の経世家、農政家、二宮尊徳(二宮金治郎)。相模国足柄上郡栢山村(現・神奈川県小田原市栢山)に生まれ、小田原藩の藩命で下野国芳賀郡桜町の再建などに活躍し、安政3年10月20日(1856年11月17日)、下野国都…
東京都文京区本駒込3丁目にある曹洞宗の名刹、吉祥寺(きちじょうじ)の境内にある大仏。享保7年(1722年)鋳造の青銅製の釈迦如来坐像で像高2.93m、総高4.17m。鋳造したのは「神田鍛冶町鑄物師 河合兵部 永田喜右衛門…
東京都文京区本駒込3丁目にある曹洞宗の古刹、吉祥寺(きちじょうじ)。長禄2年(1458年)、河越城(川越城)、岩槻城、そして江戸城を築城したことで有名な太田道灌(おおたどうかん=太田持資)が江戸城内に開いたという由緒のあ…
元和年間(1615年~1624年)、万行が伊勢国(三重県)赤目山で、不動明王像を授けられ、駒込村の現在の動坂沿いに庵を開き赤目不動と号したのが始まりというのが文京区本駒込の南谷寺(なんこくじ=目赤不動)。目黒、目白、目黄…
天正元年(1573年)に本郷に築かれた冨士大権現(神仏習合時代の名称)が、加賀藩上屋敷の敷地となったため、寛永5年(1628年)頃、日光御成道沿いの現社地に遷座したのが駒込富士神社。本殿は大きな富士塚の頂きに鎮座していま…
社伝によれば文治5年(1189年)、源頼朝の奥州藤原征伐の際、夢で松の枝に幣がかかっているという神託があり、藤九郎盛長に命じてその場所を探した所、松に神宮大麻(じんぐうたいま、正確には「おおぬさ」=神札)がかかっているの…
上駒込村染井(現在の東京都豊島区駒込)で幕末から明治の初めに誕生したのがソメイヨシノ(染井吉野)。その発祥を記した「染井吉野桜発祥之里碑」が、JR山手線駒込駅北口の染井吉野桜記念公園に立っています。都市化が進むまで一帯は…
香川県綾歌郡綾川町(あやがわちょう)にある滝宮天満宮(たきのみやてんまんぐう)は、平安時代、讃岐国の国司だった菅原道真ゆかりの天満宮。讃岐国国司の官舎(有岡屋形)が建っていた場所。毎年8月25日に滝宮天満宮の社前で『滝宮…
JR山手線駒込駅の北口、駅前すぐの本郷通り・駒込駅前交番横に広がるのが染井吉野桜記念公園。駅前広場を地下駐輪場とともに公園として整備した際、幕末に上駒込村染井(現・豊島区駒込)で生まれたソメイヨシノ(染井吉野)の発祥地を…
建長5年(1253年)、日蓮(にちれん)に帰依した土地の地頭・石井長勝(いしいながかつ)が屋敷内に法華堂を建立し、日蓮に寄進したのに始まると伝えられる鎌倉の古刹が長勝寺。日蓮聖人が、この地で帝釈天の使いである白い猿に助け…
愛媛県庁本館は4代目の庁舎として昭和4年に建てられ、都道府県庁舎としては全国で3番目に古い建物。設計は木子七郎(きごしちろう)。国の重要文化財に指定の萬翠荘(旧・久松伯爵本邸)、登録有形文化財の石崎汽船、旧新田邸(現・松…
長編小説『人生劇場』で有名な尾﨑士郎(おざきしろう)は、明治31年、愛知県幡豆郡横須賀町(現・西尾市吉良町)に生誕。故郷である西尾市に平成14年に開館したのが尾﨑士郎記念館。遺族である尾﨑清子・尾﨑俵士親子らから寄贈され…
高松市にある浄土宗の寺、法然寺(ほうねんじ)。建永2年(1207年)3月に讃岐に配流された浄土宗開祖の法然が立ち寄った那珂郡小松荘(現・まんのう町高篠)に創建された生福寺が前身という古刹で、法然自刻と伝わる阿弥陀如来立像…
建永2年(1207年)2月、後鳥羽上皇の怒りに触れ、越後国府(現在の新潟県上越市)に配流の身となった浄土真宗の宗祖・親鸞聖人が上陸した地が、上越市の居多ヶ浜(こたがはま)。建暦元年(1211年)11月17日、流罪より5年…