北江間横穴群
静岡県伊豆の国市北江間にある7世紀〜8世紀頃の横穴墓群が、北江間横穴群 (きたえまよこあなぐん)。海底にたまった火山灰の地層に掘られた遺跡で、国の史跡、そして伊豆半島ジオパークのジオサイトになっています。柔らか…
静岡県伊豆の国市北江間にある7世紀〜8世紀頃の横穴墓群が、北江間横穴群 (きたえまよこあなぐん)。海底にたまった火山灰の地層に掘られた遺跡で、国の史跡、そして伊豆半島ジオパークのジオサイトになっています。柔らか…
静岡県御殿場市印野、宝永4年(1707年)の富士山の宝永大噴火(ほうえいだいふんか)でできた溶岩洞穴、印野胎内(いんのたいない)を中心とする自然公園が富士山御胎内清宏園(ふじさんおたいないせいこうえん)。全長155mの印…
静岡県静岡市駿河区丸子、東海道丸子宿(まりこしゅく=鞠子宿)で、慶長元年(1596年)創業の老舗が、丁子屋(ちょうじや)。歌川広重の『東海道五十三次』にも描かれる宿場名物のとろろ汁は松尾芭蕉の句(梅若菜丸子の宿のとろろ汁…
静岡県御前崎市、静岡県最南端に位置し(石廊崎より南です)、太平洋に突き出すようなかたちの岬が、御前崎。駿河湾(御前崎と石廊崎を結ぶ線の内側が日本一深い駿河湾)と遠州灘(御前崎から伊良湖岬を結ぶ沿海)に囲まれ、夏は海水浴や…
静岡県御前崎市(旧浜岡町)の海岸から、内陸に入ったところにある不思議な池が、桜ヶ池。約2万年前に、三方を山に囲まれた窪地が、砂丘によってせきとめられた堰止湖(せきとめこ)で、標高40m、広さは2万平方メートル。池には大蛇…
静岡県三島市、三島市役所の東側にあるのが伊豆国分尼寺跡(祐泉寺)。天平13年(741年)、聖武天皇が下した詔により、全国に建てられた国分尼寺(法華滅罪之寺)のひとつで、伊豆国の国府近くに建てられたもの。臨済宗の寺、祐泉寺…
静岡県三島市泉町にある日蓮宗の寺、伊豆国分寺。天平13年(741年)、聖武天皇が下した詔により、全国に建てられた国分寺(金光明四天王護国之寺)の後継寺院で、境内には塔跡、基壇、8個の礎石が残され、伊豆国分寺塔跡は国の史跡…
静岡県牧之原市相良(さがら)、江戸時代の相良藩の藩庁だった相良城本丸跡に建つミュージアムが、牧之原市史料館。近世の相良城は明和4年(1767年)、田沼意次(たぬまおきつぐ)が築城。11年の歳月をかけて築城し、安永9年(1…
静岡県牧之原市波津にある古社が、飯津佐和乃神社(はづさわのじんじゃ)。創祀年代は不詳ですが、応神天皇以前に祀られたともいわれ、神功皇后三韓遠征の際に、三刃鉾壱竿を寄進されたという伝承も。中世、近世には牛頭天王社、熊野本宮…
静岡県牧之原市にある古社、大江八幡宮(おおえはちまんぐう)は鎌倉時代の嘉暦2年(1327年)、東中の屋敷(大江地区に館跡伝承地がある)から小牧の地に移し、あわせて鎌倉の鶴岡八幡宮から祭神(八幡大菩薩)を勧請したと伝えられ…
静岡県賀茂郡松崎町、国道136号(富士見彫刻ライン)で松崎から岩地へと南下する途中、国道脇の駐車場から断崖を海側へ50mほど下った場所に隠れるようにあるのが室岩洞。洞といっても天然の洞窟ではなく、人工のもの。伊豆石(凝灰…
静岡県賀茂郡松崎町、松崎観光協会近くの80mほどの細い通りが、なまこ壁通り。薬問屋だった近藤家の本宅(薬学博士で、日本薬剤師会会長を務めた近藤平三郎の生家)と倉庫がなまこ壁仕上げになっているもの。壁の脇に石畳の道も通って…
静岡県駿東郡小山町と神奈川県南足柄市の境、足柄古道(箱根越え以前の旧東海道)の足柄峠にある中世の城跡が足柄城(城があるのは小山町側)。築城年代は定かでなく、駿河(現・駿東郡)の土豪・大森氏が築き、その後、小田原城を本拠と…
静岡県には巨大古墳のイメージがありませんが、実は静岡市街の真ん中に、県下最大の谷津山古墳があり、墳丘長は110m。現存する2位、3位の古墳である磐田市の銚子塚古墳、松林山古墳からは卑弥呼(ひみこ)の鏡と呼ばれる三角縁神獣…
静岡県磐田市にある前方後円墳が銚子塚古墳(ちょうしづかこふん)。銚子塚古墳群のひとつで、国の史跡。墳丘長108mで、静岡県内では第3位の大きさを誇る巨大な古墳で、4世紀後半(古墳時代前期)の築造。天竜川東岸、磐田原台地の…
静岡県磐田市にある巨大な前方後円墳が松林山古墳(しょうりんざんこふん)。墳丘長107mは、静岡県では現存第3位の古墳。御厨古墳群(みくりやこふんぐん)を構成する古墳のひとつで、松林山古墳、稲荷山古墳、秋葉山古墳、高根山古…
静岡県静岡市葵区、静岡市街の中心部、静岡駅と東静岡駅の間に位置する谷津山(標高107.9m)の山頂に築造された前方後円墳が谷津山古墳。墳丘長は110mで、駿河国(静岡県東部)では最大の古墳。古墳の南側を東海道新幹線が走り…
静岡県牧之原市西萩間(にしはぎま)にある曹洞宗の寺、大興寺(だいこうじ)。そこにあるのが遠州七不思議のひとつ、大興寺子生れ石。地質学的にはノジュールという砂岩ですが、あたかも親岩が子供を産むように、岩肌から石が生まれるの…