なまこ壁通り
静岡県賀茂郡松崎町、松崎観光協会近くの80mほどの細い通りが、なまこ壁通り。薬問屋だった近藤家の本宅(薬学博士で、日本薬剤師会会長を務めた近藤平三郎の生家)と倉庫がなまこ壁仕上げになっているもの。壁の脇に石畳の道も通って…
静岡県賀茂郡松崎町、松崎観光協会近くの80mほどの細い通りが、なまこ壁通り。薬問屋だった近藤家の本宅(薬学博士で、日本薬剤師会会長を務めた近藤平三郎の生家)と倉庫がなまこ壁仕上げになっているもの。壁の脇に石畳の道も通って…
静岡県駿東郡小山町と神奈川県南足柄市の境、足柄古道(箱根越え以前の旧東海道)の足柄峠にある中世の城跡が足柄城(城があるのは小山町側)。築城年代は定かでなく、駿河(現・駿東郡)の土豪・大森氏が築き、その後、小田原城を本拠と…
静岡県には巨大古墳のイメージがありませんが、実は静岡市街の真ん中に、県下最大の谷津山古墳があり、墳丘長は110m。現存する2位、3位の古墳である磐田市の銚子塚古墳、松林山古墳からは卑弥呼(ひみこ)の鏡と呼ばれる三角縁神獣…
静岡県磐田市にある前方後円墳が銚子塚古墳(ちょうしづかこふん)。銚子塚古墳群のひとつで、国の史跡。墳丘長108mで、静岡県内では第3位の大きさを誇る巨大な古墳で、4世紀後半(古墳時代前期)の築造。天竜川東岸、磐田原台地の…
静岡県磐田市にある巨大な前方後円墳が松林山古墳(しょうりんざんこふん)。墳丘長107mは、静岡県では現存第3位の古墳。御厨古墳群(みくりやこふんぐん)を構成する古墳のひとつで、松林山古墳、稲荷山古墳、秋葉山古墳、高根山古…
静岡県静岡市葵区、静岡市街の中心部、静岡駅と東静岡駅の間に位置する谷津山(標高107.9m)の山頂に築造された前方後円墳が谷津山古墳。墳丘長は110mで、駿河国(静岡県東部)では最大の古墳。古墳の南側を東海道新幹線が走り…
静岡県牧之原市西萩間(にしはぎま)にある曹洞宗の寺、大興寺(だいこうじ)。そこにあるのが遠州七不思議のひとつ、大興寺子生れ石。地質学的にはノジュールという砂岩ですが、あたかも親岩が子供を産むように、岩肌から石が生まれるの…
静岡県榛原郡吉田町の能満寺山公園にある模擬天守が展望台小山城(てんぼうだいこやまじょう)。かつての武田信玄と徳川家康の攻防の地、小高い能満寺山(のうまんじやま)に建つ城跡。一帯は能満寺山公園として整備されています。今川氏…
静岡県牧之原市菅ケ谷にある太平洋側唯一の油田、相良油田の歴史を今に伝える公園が油田の里公園。公園内には手掘り井戸小屋が復元され、「相良油田資料館」には手掘り井戸小屋の内部ジオラマが用意され、石油を手掘りした明治時代の掘削…
静岡県牧之原市菅ケ谷にある太平洋側唯一の油田という、相良油田(さがらゆでん)の掘削した井戸の跡が相良油田油井(さがらゆでんゆせい)。明治5年、海老江村(えびえむら=現在の牧之原市大江地区)で石油の露頭が発見されたのがこと…
静岡県牧之原市の片浜地区にあり、慶長2年(1597年)頃の建築といわれる古民家が、花庄屋大鐘家(はなしょうやおおがねけ)。大鐘家は代々庄屋を務めた豪農で、3000石以上の格式をもっていた家柄。主屋と長屋門が国の重要文化財…
静岡県静岡市清水区草薙、日本平山頂、日本平ロープウェイ駅に隣接する日本平パークセンター屋上にあるのが、ちゃっきりぶし民謡碑(碑文は「ちやっきりぶし民謡碑」)。静岡民謡と思われている『ちゃっきり節』(『ちやっきり節』)です…
静岡県牧之原市の小堤山公園の下にあるトンネルが小堤山隧道(小堤山トンネル)。昭和45年に廃止された静岡鉄道駿遠線(しずおかてつどうすんえんせん/軽便鉄道)に唯一存在していたトンネルで、平成11年に隧道の補修工事が行なわれ…
静岡県榛原郡川根本町、大井川鐵道井川線のアプトいちしろ駅〜長島ダム駅間は、最大90‰(パーミル)という日本一の急勾配。その急勾配をラックレールを敷いたアプト式で克服しています。アプトいちしろ駅を出発すると、いきなり最…
静岡県榛原郡川根本町にある大井川鐵道井川線の駅が、長島ダム駅。平成13年に大井川の上流部に完成した長島ダムの最寄り駅で、このダムの建設によって井川線は一部が水没するため、架替えが行なわれ、アプトいちしろ駅〜長島ダム駅間…
静岡県榛原郡川根本町にある大井川鐵道井川線の駅が、アプトいちしろ駅。井川線は南アルプスあぷとラインとの愛称がありますが、実際にラック式鉄道(アプト式)を採用しているのは井川線で唯一の電化区間でもあるアプトいちしろ駅〜…
静岡県沼津市井田、伊豆の西海岸を沼津と土肥温泉(といおんせん)を結んで走る静岡県道17号(沼津土肥線)沿いにある絶景の展望地が煌めきの丘(きらめきのおか)。海面がキラキラと輝いて見えるというのが名の由来ですが、井田海水浴…
静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎(いろうざき)、伊豆半島最南端、石廊崎の先端、海抜60mの断崖に建つのが石廊埼灯台。明治4年、英国人ブラントンが建設、昭和8年にコンクリート製に改築したもので「日本の灯台50選」のひとつ。灯台か…