江戸時代の一大事業「天下普請」とは?
江戸に幕府を開いた徳川家康は、利根川東遷事業、江戸の上水道整備など数多くの土木プロジェクトも行なっていますが、西日本などの主要な拠点におもに外様の諸大名に命じて、新たな城を構築しました。この大事業が天下普請(てんかぶしん…
江戸に幕府を開いた徳川家康は、利根川東遷事業、江戸の上水道整備など数多くの土木プロジェクトも行なっていますが、西日本などの主要な拠点におもに外様の諸大名に命じて、新たな城を構築しました。この大事業が天下普請(てんかぶしん…
世界最大斜度を誇るケーブルカーは、スイスのシュトースバーンでなんと最大斜度1100‰(パーミル)、47度という驚くべき急登坂。日本のケーブルカーでは608‰(31度18分)という高尾登山鉄道ケーブルカーがTOPです。2位…
地元で「ばたでん」と呼ばれる一畑電車(いちばたでんしゃ)。北松江線・大社線は松江しんじ湖温泉駅〜出雲大社前駅を結び、観光利用にも最適です。活躍する2100系、5000系は京王線の車両を譲受したもので、5000系(5010…
2024年夏も「青春18きっぷ」が発売されます。販売期間は、昨年よりもスタートが少し遅くなって7月10日(水)~8月31日(土)。利用期間は7月20日(土)~9月10日(火)で、5枚つづりで、1万2050円。3セク化され…
貝塚駅(福岡県福岡市東区)〜西鉄新宮駅(糟屋郡新宮町)を走る西日本鉄道(西鉄)・貝塚線。実は日暮里・舎人ラーナー(赤土小学校前駅→西日暮里駅)の155%に次ぎ、貝塚線の名島駅→貝塚駅は154%で全国2位。埼京線などを凌ぐ…
国蝶・オオムラサキ(自然環境を測定する目安になる指標昆虫のひとつ)の全国一の生息地、北杜市にあるのが「北杜市オオムラサキセンター」。初夏から夏にかけて羽化して蝶になりますが、例年は6月下旬頃に羽化が始まり、7月が観察のピ…
中世のバイキング船がルーツという飛行機の左扉(左側のドアから飛行機に搭乗するのはなぜ? 実は、バイキングがルーツ!)。実はそれ以外にも飛行機と船とは共通性がたくさんあります。意外に知られていない飛行機と船の共通性を解説し…
「世紀の大事業」として日本の建設史に残る黒部ダム建設工事。その建設を支えたのが北アルプス・後立山連峰をくり抜いた現・関電トンネル(大町2号トンネル)です。映画やテレビドラマ『黒部の太陽』にも描かれた難工事は、途中の破砕帯…
馬車軌間(4フィート6インチ=1372mm)というと聞き慣れない言葉ですが、日本では明治15年6月25日開業の東京馬車鉄道がこの軌間を採用したため、馬車軌間と呼ばれています。地下鉄では、都営新宿線がこの馬車軌間。地下鉄と…
飛行機(旅客機)は、飛行機の大小を問わず、必ず左側に扉があり、タラップ、ボーディングプリッジを使って搭乗します。実は、この「左側のから乗る」という方則、中世の北欧の海を支配したバイキング船にルーツがあります。当時は船もか…
鉄道ファンなどで話題を呼んでいたのが、JR各社から2024年夏に発売の「青春18きっぷ」告知がないこと。「廃止します」という告知もなく「まさかのサイレント廃止」などと憶測を呼んでいました。ついに青春18きっぷ発売の発表が…
江戸時代の五街道を中心とする街道制度が終焉し、国道という言葉が初めて使われたのが明治9年のこと。太政官通達で国道は一等、二等、三等に分かれましたが、明治18年に国道の級別が廃止され、東京~横浜港(現・大さん橋)を「国道1…
梅雨がないというのは、北海道だけかと思ったら大間違いのようで、なんと立山黒部アルペンルートの最高所・室堂にも梅雨がないようです。室堂は開通時のGW前〜6月は晴天率が高く、雷鳥にも遭遇しやすいので、「実は梅雨時はおすすめの…
普通鉄道・路面電車の走らない沖縄を除き、46都道府県のなかで、唯一「電車の走らない県」が徳島県。同じ四国でも高知県はとさでん交通の電車が走り、愛媛県、香川県にはJRの電化区間があり、徳島県のみが全国で唯一、ディゼルカー(…
日本三大秘境に数えられる平家落人伝説の残る祖谷(いや/徳島県三好市)。阿波池田バスターミナル~大歩危駅前~かずら橋~久保を結ぶ、四国交通バス祖谷線は、訪日外国人旅行者に大人気の路線バス。秘境走る絶景バス路線ですが、客貨混…
浅草花やきで、1953年から稼働する現役日本最古のジェットコースターが「ローラーコースター」。定期点検期間(オーバーホール)を逆手に取って、2024年6月1日(土)~7月8日(月)の間、コースターが民家に突っ込み、一瞬だ…
鳥取県のスイカ出荷高は全国5位。日照時間が長く、適度な降水量と水はけの良い土壌をもつ鳥取県は、甘味が強く美味しいスイカを育てやすい環境にあり、「とまり美人」(湯梨浜町泊地区)、倉吉西瓜 と極実西瓜(倉吉市)、大栄西瓜(北…
滝の裏側に回って、流れ落ちる水を観賞できるのが裏見の滝。松尾芭蕉が『奥の細道』途中でわざわざ訪ねた裏見の滝が日光にありますが、崩落して裏見は過去の話に。現在、関東で実際に裏見ができるのは4瀑。濡れても構わない格好と、カメ…