CATEGORY 知られざるニッポン

春一番の塔知られざるニッポン

【知られざるニッポン】vol.60 春一番のルーツは、壱岐の海難事故にある!

キャンディーズのヒット曲『春一番』のイメージで、南から吹くそよ風のように思われている春一番ですが、実は春先に吹く恐ろしい暴風(南風)。実はこの春一番という言葉が定着したのは昭和39年頃ですが、ルーツは53人の漁師が命を落…

ぬか漬け40福岡県

【知られざるニッポン】vol.56 北九州に藩主・小笠原忠真が伝えた「ぬか漬け」

信州松本城主・小笠原忠真(おがさわらたださね)は、寛永6年(1636年)に細川忠利に代わって小倉藩に移封されていますが、そのときに信州から北九州・小倉にもたらした食文化が、「ぬか漬け」。江戸時代、大名の転封で、食文化が変…

江戸時代に大流行の宝くじ知られざるニッポン

【知られざるニッポン】vol.52 江戸時代に大流行の宝くじ(富くじ)

江戸時代初期の寛永元年(1624年)頃、摂津・箕面の瀧安寺(現・大阪府箕面市箕面公園)が正月7日間に「富会」と称して名札を突いて3名に福運のお守りを授ける富くじを実施。これが人気となって江戸に飛び火し、幕府財政の窮乏から…

七福神めぐり知られざるニッポン

【知られざるニッポン】vol.51 七福神めぐりのルーツは京都にあり!

七福神めぐりは、寺社に祀られる七福神の神々の力をもって福運を授かろうとする民衆の願い。新春に巡拝すれば「七難即滅(しちなんそくめつ)、 七福即生(しちふくそくしょう)」(難を滅ぼし福を呼ぶ)極まりなしといわれています。そ…

厳島神社34広島県

【知られざるニッポン】vol.49 平清盛が考えた!? 奇想天外な厳島神社の設計

中世の日本を代表する建築物といえば、その筆頭が安芸の宮島(広島県廿日市市)にある厳島神社。世界文化遺産にも登録される厳島神社は、仁安3年(1168年)頃、出家後に日宋貿易の拡大を図る平清盛が現在と同様の社殿を造営したもの…

駿府城(豊臣秀吉築城)22静岡県

【知られざるニッポン】vol.45 豊臣秀吉が築城した「駿府城」とは!?

静岡市街の中心地、駿府城公園は、将軍職を徳川秀忠に譲り大御所時代の駿府城の跡だとされています。全国の大名に命じて(天下普請)築城させたのが現在の駿府城です。それは歴史的事実なのですが、駿府城の天守台跡の発掘調査で、豊臣秀…