日本ループ橋総覧(4)雷電廿六木橋
ループ橋は、地形的な要因で生じた高度差を、道路をループさせること克服する橋で、全国各地にあります。埼玉県秩父市、滝沢ダムの建設で水没する秩父往還の架け替え道として造られたのが雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)。ダム湖の…
ループ橋は、地形的な要因で生じた高度差を、道路をループさせること克服する橋で、全国各地にあります。埼玉県秩父市、滝沢ダムの建設で水没する秩父往還の架け替え道として造られたのが雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)。ダム湖の…
富士山頂に日が沈む、山頂から日が昇る「王冠富士」(ダイヤモンド富士)、その満月バージョンの「真珠富士」(パール富士)、さらには池や湖に姿を映す「逆さ富士」、富士山登山でのみ鑑賞できる「影富士」、さらにはものすごくレアな海…
神奈川県足柄下郡真鶴町、相模灘に突き出した真鶴半島の先端が、真鶴岬。半島全体は魚つき保安林という深い緑に覆われていますが、先端部は、三ツ石と呼ばれる岩礁地帯。その三ツ石から太陽が昇るのが冬至と夏至の前後ですが、冬至の前後…
本州最南端の地、和歌山県東牟婁郡串本町にある無人島・鯛島(たいじま)。古座川河口の1kmほど沖合にある小島ですが、名前の通り鯛のような形状で、しかも目の部分に海蝕洞が空いています。この海蝕洞に朝日が入り込むと、「金目鯛」…
遠く離れた富士山が海面から浮かび上がったように見える「浮き富士」。秋から冬の放射冷却で生まれる上位蜃気楼によるもので、三重県志摩市のカメラマン・泊正徳(とまりまさのり)さんの命名。伊勢志摩では秋冬の澄んだ空気の朝、200…
岡山県倉敷市下津井、瀬戸大橋の本州側にある瀬戸中央自動車道・児島IC近く、瀬戸内海を眺める高台にあるのが「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」。2024年7月13日(土)にスカイサイクルがリニューアルされ、新装されたの…
静岡県富士市の大淵(おおぶち)地区にある茶園は、茶畑越し、圧倒的な迫力で富士山をフレームに収める絶景の地。それでいて東名高速道路富士IC、新東名高速道路新富士ICから10分ほどで到達できるというロケーションで、カメラマン…
宮城県本吉郡南三陸町と石巻市の境にある神割崎(かみわりざき)。三陸復興国立公園にも指定される風光明媚な海岸線で、南三陸屈指の景勝地となっているのが神割崎です。神が割る崎というなの通り、崎先端の岩が大きく割かれていますが、…
福井県大野市の越前大野城が雲海に浮かぶのが「天空の城」。2024年は秋の連休最中の10月13日(日)早朝、今季初めての完璧な「天空の城」が実現しました。放射冷却によって雲海が生じ、早朝5時頃に雲の上に浮かぶ越前大野城が姿…
日本各地に「ウユニ湖を思わせる絶景」が売りのビーチがあり、香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)は、シャトルバスが出るほどの大人気。そんななかで、関東にありながら、まだまだ穴場のウユニ湖的ビーチが、「大洗サンビーチ」(茨…
日本のウユニ湖とも称される香川県三豊市(みとよし)の父母ヶ浜(ちちぶがはま)。干潮時のマジックアワー(黄昏時)には、「瀬戸内の天空の鏡」というフォトジェニックなシーンとなり、今では全国各地から絶景観賞&撮影にやっ…
伊勢市の二見浦にある夫婦岩(めおといわ)といえば日の出の名所ですが、実は冬至を基準に10月~翌年1月の満月の日、『夫婦岩からの月の出』が観賞できるのです。お月見はあまり知られていませんが、最近、注目を浴びつつあります。夫…
2024年9月14日(土)~11月4日(月)の土・日曜、祝日、新潟県魚沼市で『うおぬま滝雲シャトルバス』が運行。国道352号(銀山街道)途中にある標高1065mの峠が枝折峠(しおりとうげ)。放射冷却により銀山平で発生した…
和歌山県東牟婁郡串本町、串本から大島に向かう海中850に列を成して大小40余りの岩柱が並ぶのが、南紀を代表する景勝地、橋杭岩(はしぐいいわ)。日中は奇観といった感じですが、朝夕や、満天の星が期待できる日には、神秘的な光景…
和歌山県和歌山市の二里ヶ浜にある磯ノ浦。夏は海水浴場としても有名で、海岸近くを南海加太線が走り、磯ノ浦駅の駅前が海水浴場といった感じです。日中は美しい遠浅のビーチですが、夕刻になると和歌山湾に向いて南西に向かう遠浅の砂浜…
和歌山県北部の海草郡紀美野町、最高地点の生石ヶ峰(標高870.0m)の西に派生する尾根上の台地が生石高原(おいしこうげん)。9月中旬〜11月のススキで有名ですが、笠石の南、断崖に突き出たオーバーハング状の火上げ岩(ひあげ…
JR高山本線と接続する美濃太田駅と郡上八幡駅(ぐじょうはちまんえき)を結び、清流・長良川沿いに走る長良川鉄道。観光列車「ながら」では乗車区間運賃+乗車整理券のビュープランのほかに、下りのランチプラン、上りのスイーツプラン…
東京を砂漠になぞらえるというレトリックは、内山田洋とクール・ファイブの『東京砂漠』(昭和51年)で不変化し、この曲はCMソングにもなっていますが、夏休みの伊豆七島の旅で、この東京砂漠を体感できるのが神津島・天上山山頂の砂…