大津勘海岸ビーチロック
鹿児島県大島郡知名町大津勘(おおつかん)、沖永良部島の西岸にあるのが、大津勘海岸ビーチロック。ビーチロックは、サンゴ礁海域における一般的な名前で、炭酸カルシウムのセメント作用により海浜堆積物が固まってできた板状の砂礫岩の…
鹿児島県大島郡知名町大津勘(おおつかん)、沖永良部島の西岸にあるのが、大津勘海岸ビーチロック。ビーチロックは、サンゴ礁海域における一般的な名前で、炭酸カルシウムのセメント作用により海浜堆積物が固まってできた板状の砂礫岩の…
鹿児島県大島郡和泊町伊延、沖永良部島の北岸、遠島となった西郷隆盛が上陸したという伊延港近くにあるのが、ソテツジャングル。沖縄県道620号(国頭知名線)沿いとワンジョビーチ側の海岸道路2ヶ所に入口があり、ソテツ自生地の中を…
鹿児島県大島郡和泊町国頭、沖永良部島の北岸(東シナ海側)の海食崖にあるのが、フーチャ(潮吹き洞窟)。沖永良部島は島全体が隆起サンゴのカルスト地形ですが、石灰岩が海水に浸食され、洞窟状になったものがフーチャ。西風を受け、波…
鹿児島県大島郡天城町、徳之島空港近くの海岸にある鍾乳洞が、浅間湾屋洞穴(あさまわんやどうけつ)。島口(島の方言)で、ウンブキと呼ばれる水中鍾乳洞。サンゴ礁が隆起後に雨水などで鍾乳洞が形成、その後、沈下もしくは海面上昇によ…
鹿児島県奄美市住用町、奄美大島にある九州最大の滝といわれるのが、落差104mというタンギョの滝。正確に計測されたことがないため、あくまでも落差は非公式の数値。タンギョとは奄美の島口(方言)で滝を意味する言葉。滝対岸の林道…
鹿児島県肝属郡錦江町、神ノ川に懸る神川大滝が有名ですが、周辺には神川七滝とも呼ばれる瀑布群があり、小便の滝もそのひとつ。雨の後でないと水量が少なく、なんとなく滝かなという雰囲気になる程度ですが、神川七滝巡りのスポットとし…
鹿児島県肝属郡錦江町、神ノ川に懸る神川大滝が有名ですが、周辺には神川七滝とも呼ばれる瀑布群があり、長次郎の滝もそのひとつ。神ノ川の支流に懸る滝で、神川大滝公園へと至る鹿児島県道561号(神之川内之浦線)沿いにあるので、寄…
鹿児島県大島郡大和村、住用川の上流、奄美フォレストポリスキャンプ場近くに落ちる滝がマテリヤの滝。大和浜間切と焼内間切(現在の宇検村湯湾)の中間に位置し、琉球王朝統治時代には旅人や飛脚の中継地だった場所で、滝壺に降り注ぐ陽…
鹿児島県奄美市住用町、川内集落の奥、川内川の支沢に懸る落差35mの滝。「フナンギョ」とは「舟行」の意味で、林道完成前の昭和初期頃には、切り出した木を川に流し、造船にも使ったので、「舟木を切りに行く所」というのが由来です。
鹿児島県志布志市に浮かぶ亜熱帯植物茂る島が、枇榔島(びろうじま/志布志枇榔島)。志布志町の沖合約4kmに浮かぶ小さな無人島。南斜面には、枇榔の巨木、北斜面には巨大な着生植物・蔓性植物、湿地には羊菌植物が群生していて、国の…
鹿児島県肝属郡錦江町を流れる雄川の川床は幅60m、長さ2kmもに渡る溶結凝灰岩の石畳状の露出で、花瀬自然公園(花瀬川の石畳)として保護されています。川岸はうっそうとした緑に覆われ、桜や藤の花の名所としても有名で、北側には…
鹿児島県肝属郡錦江町を流れる神ノ川に懸る幅35m、落差25mの滝が、神川大滝(かみかわおおたき)。神川大滝、小滝一帯は神川大滝公園として整備され、神川大滝のすぐ下流側には神之川虹のつりはしが架かり、大滝を眺望できます。
鹿児島県奄美市名瀬にある奄美大島らしい亜熱帯広葉樹が茂る自然林が、金作原原生林(きんさくばるげんせいりん)。亜熱帯植物のヒカゲヘゴが密集し、国の天然記念物のルリカケス、アカヒゲ、オオストンオオアカゲラ、特別天然記念物のア…
埼玉県秩父市を流れる荒川水系の一級河川・中津川の生み出した渓谷が、中津峡。旧塩沢地区から中津川地区間の10kmにわたる渓谷で、中津峡(峡谷)と呼ばれるように高度差100mにも及ぶ断崖が続いています。秩父古生層の固い岩盤を…
埼玉県秩父市上影森、秩父鉄道・浦山口駅から徒歩15分の地にある石灰岩の大岩壁の下に建つのが、曹洞宗の寺、橋立堂(秩父三十四所観音霊場・札所28番)。石段を上がった先、そそり立つ大岩壁(高さ75m)の基部に三間四面、観音堂…
岡山県真庭市神庭、岡山県道201号(神庭滝線)の終点から、玉垂の滝を経て「日本の滝百選」選定・神庭の滝(かんばのたき)に向かう途中にある洞窟が、神庭の鬼の穴。尾根を隔て3kmほど西、国道181号に面した神代の鬼の穴と繋が…
埼玉県秩父市大滝、秩父往還の旧道に位置する手掘りのトンネルが、大達原の手掘り隧道(おおだはらのずいどう)。一帯は、秩父帯のチャート、石灰岩が帯状に分布し、現在の国道140号が走る荒川沿いを通り抜けることができなかったため…
埼玉県秩父市大滝の神庭地区の荒川の削る断崖にある洞窟が、神庭鍾乳洞(かにわしょうにゅうどう)。荒川の河岸段丘上部の石灰岩が浸食され、水平洞と垂直洞、ドーム状の空間を含め総延長460mの鍾乳洞が誕生。観光施設でないため照明…