昭和新山
頂上に溶岩塔が突き出た世界的にも珍しいベロニーテ型火山。昭和19年、有珠(うす)山麓に広がるのどかな田園地帯が、爆発にともない突然隆起を始め、もとの地面から270mも隆起し、やがて活動を停止。赤茶色の山肌を見せ、今も白煙…
頂上に溶岩塔が突き出た世界的にも珍しいベロニーテ型火山。昭和19年、有珠(うす)山麓に広がるのどかな田園地帯が、爆発にともない突然隆起を始め、もとの地面から270mも隆起し、やがて活動を停止。赤茶色の山肌を見せ、今も白煙…
気象庁による常時観測対象の恵山(617.6m)は、火山活動も活発な活火山。二重式火山の火口原、標高330mまでの賽の河原駐車場までは車で進入することが可能で(夜間は通行不可)、賽の河原と呼ばれる火口原や、恵山展望台、岬展…
函館から東へ50km、太平洋と津軽海峡に挟まれた亀田半島東端の標高618.1mの活火山が恵山(えさん)。山麓の登山口にはつつじ公園があり、5月下旬〜6月初旬には60万本ともいわれるエゾヤマツツジ、ドウダンツツジが咲き誇り…
富士山麓では、もっともミステリアスなムードが漂う溶岩洞窟が人穴(ひとあな)で、浅間大菩薩(せんげんだいぼさつ)の御在所とされる富士講の聖地。まつわる伝説も多く、『吾妻鏡』には建仁3年(1203年)には、源頼朝が仁田忠常(…
「伊豆の松島」という別名もある堂ヶ島。 美しい景観は実は海底火山がつくったものだとか。今回は有名な天窓洞横の亀島&蛇島(じゃじま)をクローズアップ。
もともとは南海の海底火山がマントル対流にのって北上、本州にぶつかって誕生したのが伊豆半島。 伊豆半島ジオパークはユネスコの「世界ジオパーク」に認定されていますが、必踏の地が堂ヶ島の天窓洞です。
富士山の東側には、宝永の大噴火で生まれた巨大な砂漠地帯が広がっています。とくに「ふじあざみライン」周辺には、火山学者がワクワクするような景観が。それが富士グランドキャニオン(須走グランドキャニオン)ですが、入口一帯が東富…
毎年2月の第2日曜に、伊東市の大室山では『大室山山焼き』が行なわれています。約700年前から続くの伝統がある野焼きで、池区大室山山焼保存会が実施する山の保全と観光事業の一環。山すそから点火され、標高581m、約100ha…
伊東、そして伊豆高原のシンボル的な存在である大室山。 実は、伊豆屈指のパワースポットなのだとか。 どんなパワーが秘められているのでしょうか?
伊豆高原にミニ富士のような秀麗な姿を見せる大室山。 よく見れば、周囲には小室山、高室山、台ノ山、孔ノ山、矢筈山、伊雄山、遠笠山と似たような火山が集結しています。 実は、これが、伊豆東部火山群なのです。
天明3年(1783年)年の浅間山の大噴火。浅間山の爆発で流出した溶岩の規模は山頂火口から北方へ約5.5km、幅は800m~2kmにも及んでいます。溶岩流の跡が世界三大奇観ともいわれる鬼押し出しですが、北軽井沢にはもうひと…
日本アルプス上高地のシンボルといえば河童橋(かっぱばし)と大正池。バスで釜トンネルを抜け、最初の車窓に飛び込んでくるのは大正池です。沢渡などから上高地へシャトルバスで移動するなら、座席は必ず左側を確保。なぜなら、大正池は…
ナポリ民謡にも歌われたサンタ・ルチアの港から見える雄大なヴェスヴィオ火山(Il monte Vesuvio))。古代ローマ時代の西暦79年、大噴火を起こして、近くの街々を滅ぼし、およそ2000人が犠牲となりました。歴史か…
火山列島で、「世界の活火山の1割がある」といわれる日本列島。東日本大震災以来、各地の火山が活発化していますが、世界の1割もの火山があるんだからしかたがないことなのかもしれません。では、日本一、ひょっとすると世界一「標高が…
連続する3駅で3県が旅できるという、エコ旅シリーズの第2弾は、関東編に続いて、九州に上陸。 九州には意外に知られていないのですが阿蘇山以外にも巨大なカルデラ(火山活動で生まれた巨大な凹地)があります。 桜島で有名な錦江湾…
日本最高所の池はどこにあるのでしょう? 富士山頂に通年見られる池があれば、文句なしに日本一。 初夏に表富士側(静岡県側)から富士登山をされた人なら、富士宮口山頂近くに、「このしろ池」があったことにお気づきでしょう。 これ…
ループ橋は、高度差をらせん状の道で克服する有効な手段です。 日本列島には各地に複雑な地形がありますが、九州ではカルデラによる高度差をループ橋で克服する場所が何ヶ所もあります。 カルデラ(caldera)とは火山の爆発で生…