千葉県佐倉市宮小路町、鏑木小路(かぶらぎこうじ=現・宮小路町)にある武家屋敷の一軒が旧武居家住宅(きゅうたけいけじゅうたく)。江戸時代後半に建てられたと推測される武家屋敷で、明治33年に武居氏が取得したため、旧武居家住宅と称しています。国の登録有形文化財に指定。
家禄90石の小規模な武家住宅の遺構
当初は斎藤氏、文政5年(1822年)前後に依田平内、その後、服部用太郎が居住し、幕末の万延元年(1860年)以前から明治初めには、家禄90石の田島伝左衛門・田島育太郎の屋敷(佐倉城外54番屋敷)となっていました。
平成8年に移築復原され(本来は250mほど東にありました)、武家屋敷関連の出土品が展示されています。
接客と生活空間を二列に分けた平面が特徴的で、屋根はもともと茅葺きでしたが銅板に葺き替えられています。
日本遺産「北総四都市江戸紀行 ~江戸を感じる北総の町並み~」の構成資産にもなっています(北総四都市=佐倉、成田、佐原、銚子)。
武家屋敷、旧堀田邸、佐倉順天堂記念館の3館を見学できる三館共通入館券も発売。
佐倉武家屋敷・旧武居家住宅 | |
名称 | 佐倉武家屋敷・旧武居家住宅/さくらぶけやしき・きゅうたけいけじゅうたく |
所在地 | 千葉県佐倉市宮小路町57 |
関連HP | 佐倉市公式ホームページ |
電車・バスで | 京成本線京成佐倉駅から徒歩17分。または、JR佐倉駅から徒歩20分 |
ドライブで | 東関東自動車道佐倉ICから約7.5km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 佐倉武家屋敷 TEL:043-486-2947 |
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