川口市のソウルフード「川口カレーせいろ」とは!? 駅そばでも味わえる!

川口カレーせいろ

「ほぼほぼ東京」で、過去には「本当に住みやすい街大賞」の1位に輝いたこともある埼玉県川口市。そのソウルフードといわれるのが「川口カレーせいろ」。市内のそば店などが組織する川口カレーせいろ研究会が主催の『川口カレーせいろ(KCS)総選挙』なるものも開催され、盛り上がりをみせています。

冷たいそばをカレーにつけて味わうのが「カレーせいろ」

地元の川口住民も「川口カレーせいろ? 初耳です」という人もまだまだあるのですが、その背景には、「ほぼほぼ東京」で、新宿駅・東京駅へ25分(東京へは快速運転時)という交通の便利さを活かして、日中は東京で仕事や勉強というまさにベッドタウン的な生活空間となっているため。
しかも川口駅周辺には「川口カレーせいろ」の旗を上げるそば店も見ないこともあって、東京に通勤通学する人にはまだまだ知られざるソウルフード。

そうした背景もあって、8月第4日曜日は「カレーせいろの日」とし、2024年から『川口カレーせいろ(KCS)総選挙』を行なっています。
川口市内の蕎麦・うどん店などが参加し、自慢のカレーせいろの人気を投票で競うグルメイベントで、2024年の第1回は、川口市蓮沼にある「お蕎麦や 杉うら」が見事グランプリ、2位に末広の「そば処 満留賀」、第3位には上青木西の「そば処 山葵」がランクイン。

第2回の結果は、上青木西の「そば処 山葵」が1位、戸塚の「そばと和食のお店神楽本店」が2位、上青木の「蕎麦処大村庵」が3位という結果に。

結果を見てもわかるように、住宅地周辺の「町の名物そば屋」がトップ3で、駅周辺のそば店がランクインしないことで、広がりを欠いているのかもしれません。
それでも近年減少しつつある「町の名物そば屋」の活性化につながるユニークな取組で、実際に注文する人も多いのだとか。

そうした人気を背景に、JR東日本クロスステーション フーズカンパニーが駅構内で展開する「いろり庵きらく」3店舗(川口駅・川口店、西川口駅・西川口店、蕨駅・蕨店)では、メニューに「川口カレーせいろ」850円を加えて、地元のソウルフードを後押し。
通勤通学の途中、旅の途中に温かいカレーつけ汁に、冷たいそばやうどんをつけて味わう逸品を味わうことができます。
「カレーつけ汁は、オリジナルの特製つゆの風味を残しながらもカレーの旨味をしっかり感じていただけるように仕上げました」とのことで、小さな姫ライス(ご飯)もセットで、かなりお得な感じです。

「川口カレーせいろ」の入門編としてまずは駅そばで味わってみるのもおすすめです。

川口市のソウルフード「川口カレーせいろ」とは!? 駅そばでも味わえる!
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