「けいはん」といえば、とくに関西在住の人は、京阪電車をイメージするでしょう。そのイメージを逆手に取って、大井川鐵道では保有する元近鉄特急の近鉄16000系電車(1966年製造)を利用し、「けいはん」(鶏飯)電車を運転すると発表しました。鹿児島県・奄美地方の郷土料理「鶏飯」を車内で味わえるもの。
鳥塚社長渾身のギャグから実現した企画
大井川鐵道で保有する元近鉄16000系2両編成のうちの1両にテーブルを設置し、車内で弁当を味わえるようにしたもので、2025年1月26日(日)を皮切りに3月2日(日)までの土・日曜に1往復、新金谷10:54発→川根温泉笹間渡11:34着/11:54発→新金谷12:30着で運転されます。
専用車両の指定席券、鶏飯付きで2000円(このほかに乗車券が必要)。
募集人員は28名で、予約サイト「アソビュー」で先着順で受付。
1BOXの定員は2名で、座席指定は不可。
提供する鶏飯・鶏がらスープは、受付時に渡され、車内で味わうことになります(持ち帰りは不可)。
受付カウンター備え付けの電子レンジで温めて乗車する仕組みです。
大井川鐵道は、「鳥塚社長のギャグから生まれたおもしろ列車、大井川鐵道で一風変わった味覚をお楽しみください」とPRしています。
鳥塚亮(とりづかあきら)社長は、ローカル鉄道の「再生請負人」とも称され、いすみ鉄道、えちごトキめき鉄道の社長を歴任、2024年6月28日に大井川鐵道の社長に就任。
この「近鉄なのにけいはん電車」は、鳥塚社長渾身のギャグから実現した企画なんだとか。
大井川鐵道が造る新しい「観光ダジャ列車」の第1弾とのことで、第2弾以降の登場も待ち遠しい感じです。
注/TOPの画像は、編集部がつくったイメージ画像です
近鉄特急なのに「けいはん」!? 大井川鐵道が「観光ダジャ列車」を運転! | |
関連HP | 大井川鐵道公式ホームページ |
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