ドクターイエローは、なぜ黄色なのか!?

ドクターイエロー

引退が迫る東海道新幹線・山陽新幹線で活躍の検測・点検用車両の愛称がご存知「ドクターイエロー」です。実は、JR東海では、在来線の検測車両も先頭部分は黄色の塗装で「ドクター東海」と称しています。さてさて、どうして黄色い車両なのでしょうか?

正しくは黄色ではなく、「マリーゴールドイエロー」

マリーゴールドの黄色を採用

答えは簡単で、保線の作業員などに列車の接近が判別しやすいようにということ。
明るい場所ではもちろん、早朝や夜間、雨の日などでも視認しやすい色というのが選ばれた理由です。
イエロー(黄色)とはいうものの正確には国鉄時代からの黄5号。
国鉄時代には警告色として採用された色で、「マリーゴールドイエロー」。
印刷などに使われるCNYKでは、C(シアン):0、 M(マゼンタ):50、Y(イエロー):95、K(ブラック):0の割合。
マリーゴールド(金盞花)の花の色で、黄色というよりもオレンジがかった黄色(鮮やかな赤みのある黃色)という感じです。

マリーゴールドの花を見ても、ドクターイエローを思い浮かべる人はあまりいないかもしれませんが、滋賀県米原市には、伊吹山をバックに、マリーゴールド咲き乱れる背後に新幹線(運が良ければドクターイエロー)が走行するスポットがあり、撮り鉄には大人気です。
つまり、鉄道好きには、ドクターイエロー=マリーゴールドという認識がある人が多いということに。

JR東海が、2026年2月20日に公開したリニア中央新幹線の機械設備を点検するロボット試作機も、ちゃんと黄色い姿になっています。

ちなみに、JR東日本で運用する検測用新幹線電車の新幹線E926形(「East i」)は、「21世紀」をイメージした白ベースに「フロンティア」をイメージした赤い帯が入ったデザインで、黄色い塗装ではありません。

ドクターイエロー
ドクターイエローは、なぜ黄色なのか!?
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