鉄道ファンでなければ、JR東日本E491系電車、通称「East i-E」(イーストアイ・ダッシュイー)の存在を知る人は少ないかもしれません。3両編成のこの「East i-E」、JR東日本在来線、電化区間の「ドクターイエロー」的な存在。雪の多い新潟・長野や東北も走るため耐寒耐雪仕様となっています。
もし出会えたならラッキー

JR東日本管内の狭軌電化区間の線路状況を検測する電車で、新幹線が乗り入れるため、標準軌に改軌された奥羽本線、田沢湖線などは走ることはできません。
JR東日本と直通運転を行なっている伊豆急行、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、仙台空港鉄道、阿武隈急行、富士山麓電気鉄道、北越急行、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、東京臨海高速鉄道でも検測が可能です。
白色をベースとし、サンレッドという配色は、白が「清潔・厳正」、赤が「探求・情熱」をイメージしているとのこと。
JR東海の在来線用の「ドクター東海」、JR西日本の「ドクターWEST」が「ドクターイエロー」に準じて黄色を基調にしているのとは、大きく異なる点で、「ドクターEAST」とも呼ばないのは、JR東日本が独自性を発揮したものといえるのかもしれません。
「i」は、intelligent(知的で)、integrated(総合的に)、inspection(検査する)ということから。
「i-E」の「E」は在来線電車を意味するECの略。
交流直流問わずに走れるのも強みです。
残念ながら、運用は基本非公表なので、「もし出会えたならラッキー」ということに。
検測周期やある程度のダイヤは決まっているので、SNS上で情報交換したり、出現の予測を立てるウオッチャーもいます。


開催日時 | ドクターイエロー引退で、JR東海バスに「幸せの黄色い高速バス」登場! と相互リンクをお願いします |
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