日本三大縁切稲荷とは!?

日本三大縁切稲荷

栃木県足利市の門田稲荷神社、東京都板橋区・旧板橋宿の榎木稲荷(縁切榎)、そして全国の稲荷社の総本宮である京都・伏見の伏見稲荷大社が、日本三大縁切稲荷。良縁を結ぶには、まず悪縁を断つということでも縁切りは重要で、男女間の縁だけでなく、病気、仕事などの悪縁を断つ願掛けもできます。

門田稲荷神社|栃木県足利市

所在地:栃木県足利市八幡町387(下野國一社八幡宮)
略歴:門田郷にあった正一位門田稲荷大明神が、明治末に下野國一社八幡宮に合祀され、境内社の門田稲成神社に
大正時代にはすでに旦那と浮気相手との縁切りなどに人気の社だったことが郷土史などで明らかになっています
男女間などの人間関係だけでなく、難病などとの縁を切ることにもご利益があるとのこと

門田稲荷神社

門田稲荷神社

栃木県足利市八幡町、下野國一社八幡宮の境内社が、門田稲荷神社(かどたいなりじんじゃ)。東京都板橋区の榎木稲荷(縁切榎)京都市伏見区の伏見稲荷 とともに日本三大縁切稲荷と称されています。男女間などの人間関係だけでなく病、酒、賭け事な

榎木稲荷(縁切榎)|東京都板橋区

所在地:東京都板橋区本町18
略歴:江戸時代、金指近藤家2代目で、旗本で鉄砲頭・近藤貞用(こんどうさだもち=近藤登之助/旗本退屈男のモデルとも)の抱屋敷にあった榎(えのき)と槻(つき)が中山道から垣根越しに見え、榎が「えんの木」とも読まれることから「縁が尽きる」、転じて「縁切り」に結びつき、祟り場として忌み嫌われるようになったもの
現在は中山道旧板橋宿に榎木稲荷(祭神は稲荷神ではなく大六天神)として祀られています(現存する縁切榎は3代目)

板橋宿・縁切榎

板橋宿・縁切榎

東京都板橋区本町、街道時代の中山道板橋宿にある伝説の榎が、縁切榎(えんきりえのき)。石神井川を渡る板橋の北に続く、仲町商店街の一画にあり、幕末の文久元年(1861年)、皇女和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐ際の行列は、縁起が悪いということでわ

伏見稲荷大社|京都市伏見区

所在地:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
略歴:もともとは渡来人・秦氏の氏神的稲荷信仰がルーツで、平成23年に御鎮座1300年を迎えたという全国稲荷社の総本宮
商売繁盛で名高いお稲荷さん(稲荷大神=宇迦之御魂大神)ですが、「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」(江戸時代に編纂の『稲荷谷響記』)、「上ハ天子ヨリ下ハ萬民ニイタル幸福豊楽ノ神明ナリ」(社記『十五箇條口授伝之和解』)で、実は悪縁を絶ち、良縁を結ぶという縁切りでも有名

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

京都府京都市伏見区にある商売繁盛を祈願する全国3万数千にものぼる稲荷社の総本宮で、日本三大稲荷の筆頭。社伝によれば、渡来系・秦氏族の秦伊侶具(はたのいろぐ)によって和銅4年(711年)創建という古社。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体が神域

日本三大縁切稲荷とは!?
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