鳥取県下で日本100名城に選定されるのは、鳥取藩の藩庁だった鳥取城のみ。続日本100名城に選定されるのが、鳥取城とともに因幡の名城とされる若桜鬼ヶ城、そして西伯耆の拠点となった米子城です。以上の3城が鳥取県三大名城といえる城です。
鳥取城|日本100名城
所在地:鳥取県鳥取市東町
築城年:天文6年(1545年)
築城者:因幡国守護・山名誠通(やまなのぶみち)/池田長吉が大改修
主な城主:山名誠通、池田長吉、池田光政、池田光仲、
史跡:国の史跡
遺構:石垣、堀、井戸
備考:1580(天正8)年、羽柴秀吉軍の攻撃を受け、3ヶ月の過酷な籠城戦(「鳥取の飢え殺し」)を展開
若桜鬼ヶ城|続日本100名城
所在地:鳥取県八頭郡若桜町三倉
築城年:正治2年(1200年)頃
築城者:矢部暉種(やべあきたね)
主な城主:山中鹿介、木下重堅、山崎家盛、山崎家治
史跡:国の史跡
遺構:郭、石垣、虎口、竪堀、櫓台
備考:因幡三名城(若桜鬼ヶ城、鳥取城、鹿野城)のひとつに数えられる名城
米子城|続日本100名城
所在地:鳥取県米子市久米町
築城年:天正19年(1591年)
築城者:吉川広家(きっかわひろいえ)
主な城主:吉川広家、中村一忠、取藩・池田家の家老の荒尾氏
史跡:国の史跡
遺構:石垣、枡形虎口、竪堀など
備考:当初は米子藩の藩庁となり、その後鳥取藩の支城として存続
城跡一帯は湊山公園として整備
鳥取県三大名城とは!? | |
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