初春の空旅、国内線「最安&格安の路線」は!?|2024−2025

航空運賃も宿泊費も需要と供給のバランスで、その料金が決定していますが、年間を通じてその両方が「最安」となるのは、1月上旬の平日あるは1月下旬。つまりは正月明けということに。寒さなどで旅行需要が減ることが理由で、雪まつり前なら東京〜札幌もかなり安い料金設定です。

1月以降なら探せば格安の料金設定も

羽田空港
羽田空港第2ターミナル

JAL公式HPには「最安値運賃一例(片道)」を紹介するページもあって2024年12月9日~2025年11月6日の運賃例をみると、東京(羽田) → 札幌(新千歳)が9760円〜と1万円を切る料金設定に。
2024年12月27日(金)には44,740円~ですが、2025年1月10日(金)、1月10日(日)、1月11日(月・祝)には9760円〜、さらに1月下旬〜2月上旬も9870円〜となっています。
28日前までに予約のスペシャルセイバーで、予約の変更不可と制限はありますが、1万円以下で北海道へ空の旅を楽しむことができます。
東京〜名古屋の新幹線利用よりも安く、札幌までフライトできるのは、かなり割安感があります。

ANAも同様で、スーパーバリュー75Mを使えば、日にちと便によっては東京(成田) → 札幌(新千歳)で1万円を切る設定があります。

LCCにはかなり安い航空運賃の設定も多く、スプリング・ジャパン(JALグループ)の東京(羽田) → 札幌(新千歳)は、セールのラッキースプリングで2980円(機内持込み手荷物7kg以内など制限があります)、スプリング5760円(機内持込み手荷物7kg以内、無料お預け手荷物20kg)、スプリングプラス7760円(機内持込み手荷物7kg以内、無料お預け手荷物20kg、無料座席指定、優先チェックイン、優先搭乗)という安さです。
難点といえば成田発ということで、早朝便だと成田前泊が必要な人も出てくるでしょう。

東京(羽田) 〜沖縄の場合は、ソラシドエアのバーゲン35を利用すれば、1月上旬の平日、1月9日(木)で1万610円(搭乗便の変更不可)。
普通運賃が5万2010円なので、かなり割安です。
バーゲン75、バーゲン60、バーゲン35、バーゲン28、バーゲン14と、購入が早ければ早いほど割引が多くなるのがソラシドエアのバーゲン料金です。
変更不可ですが、航空券1枚(1区間)につき440円で払い戻しできるので、良心的です。

フライトの距離が短いほうが料金が安くなるのは当然ですが、東京(羽田)〜八丈島のANAは、往復スーパーバリュー55(搭乗55日前までに購入)を利用して1万2520円と、東京(成田) → 札幌(新千歳)に負けてしまいます。
東京(調布)〜大島の新中央航空は片道1万3800円ですが、夏休み、正月、GW以外は同一料金なので、意外におすすめです。

日本一短い航空路線の奄美大島〜喜界島は往復セイバー(変更不可)利用で1月上旬の最安値は5049円。
JALグループの日本エアコミューターの運航なので、JALのHPで予約購入ができます。

沖縄の離島航路では、ANAの沖縄〜宮古が往復スーパーバリューを使えば7760円、7870円という設定があるので、大手航空会社での最安路線ともいわれています。
しかし、ANAの福岡〜宮崎で1月下旬にスーパーバリュー75Mを利用すると5390円という設定もありますが、こちらはオリエンタルエアブリッジとのコードシェア便。

関西からなら、1月下旬ならANAの大阪(伊丹)〜熊本(スーパーバリュー75L)で8790円という格安の料金設定があります。
便によってはデ・ハビランド・カナダ Dash 8-400というプロペラ機で、ちょっと変わった空の旅を楽しむことができます。

羽田空港
羽田空港
初春の空旅、国内線「最安&格安の路線」は!?|2024−2025
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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