「落ちない」ことで合格祈願も 航空安全にご利益大! 全国6寺社

航空安全にご利益大! 全国6寺社

パイロットや客室乗務員など、航空関係者はもちろん、「落ちない」ことで合格祈願の受験生も数多いという寺社を5ヶ所紹介。太宰府天満宮など航空安全祈願の寺社はほかにもありますが、主たる祈願が航空安全の寺社は全国に数少なく、主なものはここで紹介する5寺社です。

飛不動尊正宝院

所在地:東京都台東区竜泉3-11-11
本尊:不動明王(秘仏/12年ごとの酉年に御開帳)
創建:享禄3年(1530年)
概要:創建後間もない頃、本尊の不動明王を背負って大峯山中へと修行に向かったところ、江戸の信者が不動明王を観想して一心に祈ったところ一夜にして大峯山から江戸に飛び帰り、祈った人々の願いを叶えたことから、「空飛ぶ不動様」、「飛不動尊」と呼ばれるように
パイロットや客室乗務員などの参詣も多く、近年では小惑星探査機「はやぶさ」の成功祈願、無事帰還というご利益も

飛不動尊正宝院

飛不動尊正宝院

東京都台東区にある「飛行護」(ひこうまもり)などのユニークなお守り、航空安全・飛行安泰・旅行安泰祈願でも知られる天台宗の寺が飛不動尊正宝院。室町時代の享禄3年(1530年)、本山派(聖護院を本寺に熊野三山を拠点にした天台宗系の修験道)の正山

穴守稲荷神社

所在地:東京都大田区羽田5-2-7
主祭神:豊受姫命(とようけひめのみこと)
創建:天明年間(1781年〜1789年)頃
概要:羽田空港は穴守稲荷神社の旧社地ということで、航空安全や旅行安全の神社として有名

穴守稲荷神社

穴守稲荷神社

東京都大田区羽田5丁目にある航空安全や旅行安全の神社としても知られるのが、穴守稲荷神社(あなもりいなりじんじゃ)。もともとは羽田村の新田開拓時に稲荷大神を祀ったことが始まり。旧社地は東京国際空港(羽田空港)の敷地。戦後の空港拡張で、現社地に

羽田航空神社

所在地:東京都大田区羽田空港3-3-2 第1旅客ターミナル
主祭神:航空殉職者6367柱
創建:昭和38年7月11日
概要:財団法人日本航空協会(現・一般財団法人日本航空協会)の屋上に鎮座する航空神社(主祭神は航空殉職者6367柱)の分霊を勧請し、創建
JAL、スカイマークなどが発着する東京国際空港(羽田空港)第1旅客ターミナルの1階、到着ロビー奥にあり、「落ちない」ことから受験シーズンには受験生の合格祈願する姿も
日本空港ビルデングの建物内にある邸内社、企業神社という扱いで、宗教法人格は有していませんが、毎年5月20日には例祭、正月には新年祭が、穴守稲荷神社の神職によって執り行なわれています

羽田航空神社

羽田航空神社

東京都大田区羽田空港3丁目、JAL、スカイマークなどが発着する東京国際空港(羽田空港)第1旅客ターミナルの1階、到着ロビー奥、細い通路にあるのが、羽田航空神社。航空安全の社で、「落ちない」ことから受験シーズンには受験生の合格祈願する姿も。「

羽田神社

所在地:東京都大田区本羽田3-9-12
主祭神:須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)
創建:戦国時代
概要:羽田浦の水軍を率いた行方与次郎(なめかたよじろう=蒲田2丁目の圓頓寺が居館跡とされる武将)が牛頭天王(ごずてんのう=祇園精舎の守護神)を祀ったのが始まり
授与品に「航空安全御守」、「航空安全旅行安全守」などがあり、絵馬にも飛行機が描かれています

羽田神社

羽田神社

東京都大田区本羽田3丁目、東京国際空港(羽田空港)の西、多摩川に架かる大師橋の北詰近くにあるのが、羽田神社(はねだじんじゃ)。戦後、GHQによる東京飛行場(現在の羽田空港)の拡張で立ち退きを余儀なくされ、現社地に潜在しています。航空安全など

飛行神社

所在地:京都府八幡市八幡土井44
主祭神:饒速日命(にぎはやひのみこと)=「古代の空の神」
創建:大正4年
概要:明治24年4月29日、香川県丸亀の歩兵第12聯隊練兵場において、日本人として最初のゴム動力によるカラス型飛行器の飛行に成功した二宮忠八が御神体が巨岩「天の磐船」(あまのいうわふね)の磐船神社(大阪府交野市)から分霊を勧請して創建

飛行神社

飛行神社

京都府八幡市八幡土井にある交通安全・航空安全祈願で知られる神社が、飛行神社。日本初の模型飛行機「玉虫型飛行器」を発明した航空機研究先駆者・二宮忠八(にのみやちゅうはち)が、大正4年、自宅の敷地内に建てたもの。飛行機事故で亡くなった全国の犠牲

二宮飛行神社

所在地:香川県仲多度郡まんのう町追上
主祭神:饒速日命(にぎはやひのみこと)=「古代の空の神」
創建:平成3年
概要:二宮忠八は、明治22年11月、四国山中で行なわれた秋季機動演習中、樅ノ木峠近くを飛ぶカラスの大群(翼を広げ固定翼で滑空している姿)を見て、飛行原理を発見
発見地にちなんで、京都府八幡市の飛行神社から分霊を勧請して創建

二宮飛行神社

二宮飛行神社

香川県仲多度郡まんのう町追上、国道319号の樅ノ木峠北側に鎮座するのが、二宮飛行神社。飛行神社(飛行機研究の始祖・二宮忠八が大正4年に自宅に建立した神社)から分霊を勧請し、平成3年に創建されたもので、樅ノ木峠は、二宮忠八が最初に飛行原理を着

「落ちない」ことで合格祈願も 航空安全にご利益大! 全国6寺社
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ