福岡県福岡市東区馬出にある博多ラーメンの「元祖」のひとつが博龍軒。地元の人が愛用する庶民派ラーメンの店ですが、創業者の山平進氏はうどん屋台を引いた屋台時代に「赤のれん」の津田茂氏とともに、現在の博多ラーメンの原型となる平打ち麺、白濁豚骨スープ(津田茂氏考案)を生み出しています。
博多ラーメンの原点を感じさせる店
現在の博多ラーメンは、長浜ラーメンの特徴を色濃く反映したものが多く、博多ラーメンと長浜ラーメンの明確な差異はなくなっていますが、馬出(まいだし)中央商店街にある昭和27年創業の博龍軒では、博多ラーメンの原点を感じさせてくれます。
平打ちの細麺は、自家製麺(麺の形状、太さ、加水率も昔のまま)。
濁った豚骨スープは、白濁というより、茶色っぽい色合いで、優しい味。
レジェンドともいえる店は、山平進氏から新垣弥一氏にバトンタッチされ、さらにその娘・新垣厚子氏、息子・新垣広昭氏の世代となっています。
博龍軒 | |
名称 | 博龍軒/はくりゅうけん |
所在地 | 福岡県福岡市東区馬出2-5-23 |
電車・バスで | 福岡市営地下鉄馬出九大前駅から徒歩3分 |
問い合わせ | 博龍軒 TEL:092-651-3502 |
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