結実の展望台

結実の展望台

岐阜県飛騨市、神岡町柏原と古川町数河を結ぶ林道神原数河線の旧飛騨ハイランドスキー場頂上近く、標高1130mにある絶景の展望台が、結実の展望台(けつじつのてんぼうだい)。乗鞍岳、焼岳、穂高連峰、笠ヶ岳、槍ヶ岳、双六岳、黒部五郎岳、北ノ俣岳、薬師岳と北アルプス南部〜中部を一望にします。

順光となる午後なら、北アルプス南部〜中部を一望に!

夏はラグビーの練習地ともなる国道41号の数河高原(すごうこうげん)と、飛騨朝霧街道と通称される岐阜県道75号(神岡河合線)の旧神原峠を結ぶ全線舗装の林道が林道神原数河線。
旧飛騨ハイランドスキー場の最上部、第二ペアリフト降り場の反対側の高台に展望地があります。
車からは見えづらい一段高い場所に石碑が置かれているだけで、うっかりすると見落としてしまいますが、よく見ると林道から階段状の徒歩道が伸びています。
「←国道41号3.6km・旧神原峠4.3km→」という標示と第二ペアリフトが目印です。

入口に駐車場がないため、路側に車を置いて、階段を上ることに。
実は飛騨側から北アルプスをワイドに一望できる展望台は案外少ないので、貴重なスポットですが、やや距離が遠いのが難点です。
東側に北アルプスの山並みを眺めるので、午後の方が順光になります。

ちなみに、結実の展望台という名は、ここを通るふるさと林道神原数河線の完成を記念して建立された「結実の道」の石碑に由来。
   
碑面には「当林道の完成によって林業振興は基より、神岡町柏原・古川町数河を結ぶ地域間連絡道路として交流が深まると確信します。また、自然観察・ハイキングの場、更には災害事迂回路・防災道路として今後の有効活用が図られることを期待します」と刻まれています。

林道神原〜数河線は、積雪時期となる12月~4月下旬は冬季通行止め。

結実の展望台
名称 結実の展望台/けつじつのてんぼうだい
所在地 岐阜県飛騨市古川町数河地内
関連HP 飛騨市公式観光サイト
ドライブで 中部縦貫自動車道飛騨清見ICから約34km
駐車場 なし
問い合わせ 飛騨市観光課 TEL:0577-73-2111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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