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照葉峡

照葉峡

群馬県みなかみ町を走る奥利根ゆけむり街道と通称される群馬県道63号(水上片品線)沿いにある6.0kmの渓谷が照葉峡(てりはきょう)。県道沿いにはありますが、駐車場がないため、車窓から見学するか、湯の小屋温泉側から車道脇を歩くことになります(潜龍の滝まで3.5km、徒歩1時間)。紅葉の名所としても有名。

ブナの森を流れる渓流に小滝が連続

群馬県みなかみ温泉から洞元湖などの奥利根4湖、さらに尾瀬の登山口・鳩待峠から尾瀬戸倉へ向かう県道63号沿い、利根川の支流、木の根沢の渓谷が照葉峡。
渓流には、イワナ、ヤマメが生息しています。
照葉峡を走る県道は1.5車線ほどで車がギリギリすれ違える感じなので、駐停車もできません。
それでも、「関東の奥入瀬」と称される美しい渓流が車窓に連続、ドライブするだけで堪能できます。

渓谷には潜龍の滝、岩魚の滝、白龍の滝、山彦の滝、翡翠の滝、木精(こだま)の滝、つづみの滝、不断の滝、時雨の滝、木の実の滝、ひぐらしの滝が連続。
滝の名は、俳人・水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)が「日本一の紅葉」と命名したもの。

一帯は、大利根国有林(利根沼田森林管理署)の「照葉峡風景林」で、水源かん養保安林として保護されています。

ブナを主体にナナカマド、ミズナラ、ホウノキ、ウルシなどの色づく紅葉の見頃は、例年10月上旬~10月下旬。
残雪がある5月下旬の芽吹きから、6月の新緑は意外に穴場で、おすすめの時季です。

照葉峡
名称 照葉峡/てりはきょう
所在地 群馬県利根郡みなかみ町藤原大利根国有林内
関連HP みなかみ町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR水上駅から路線バスで1時間10分、湯の小屋下車、徒歩1時間
ドライブで 関越自動車道水上ICから約28km
駐車場 なし
問い合わせ みなかみ町観光協会 TEL:0278-62-0401
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

洞元湖(須田貝ダム)

群馬県利根郡みなかみ町、利根川上流部に昭和30年に完成した発電専用ダムが須田貝ダム(すだがいだむ)。堤高72.0mの重力式コンクリートダムで、ダム湖が洞元湖(どうげんこ)。奥利根湖(矢木沢ダム)・藤原湖(藤原ダム)とともに奥利根三湖のひとつ

奈良俣ダム・ならまた湖

群馬県みなかみ町藤原、利根川支川の楢俣川(ならまたがわ)に建設された堤頂高158m、堤頂長520mのロックフィルダム(多目的ダム)が奈良俣ダム。ダム湖のならまた湖は、ダム湖百選に選定されています。首都圏の水がめとしての機能を有する利根川水系

 

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