阪急電鉄では、京都線の新型特急車両2300系(8両編成)、京都線(阪急京都本線)でおもに特急車両として運行している9300系(一部、8両編成)のそれぞれ大阪方から4両目に、2024年夏頃から座席指定サービス「PRiVACE」(プライベース)を設定することを発表しました。
通勤だけでなく、京都・大阪観光にも利用価値大
阪急電鉄では、京都線の新型特急車両として2300系を、また神戸・宝塚線の新型通勤車両として200系をそれぞれ新造し、2024年夏から順次運用を開始する予定ですが、それに合わせて京都線に誕生するのが座席指定車両です。
内装は、木目調の化粧板やゴールデンオリーブ色の座席といった阪急車両の伝統を踏襲し、落ち着いた車内環境を提供。
「日常の『移動時間』を、プライベートな空間で過ごす『自分時間』へ」をコンセプトにした阪急電鉄では初となる座席指定特急で、「PRiVACE」(プライベース)も、PRIVATE(プライベート)とPLACE(場所)を掛け合わせた独自のネーミング。
2300系では先頭車 112名、中間車 124名の定員ですが、座席指定サービス提供車両は40名定員という豪華な空間に。
導入当初は阪急京都線の特急系列車(特急・通勤特急・準特急)で、1時間あたり2~3本でサービスを始め、順次編成を増備し、2025年頃には1時間あたり4~6本に拡大する予定となっています。
専用のWEBサイトで、座席を予約することができる予定で、サービスの開始日、予約開始日は未定です。
JR京都線(東海道本線)、京阪電気鉄道(京阪電車)の京阪本線とライバル関係にある阪急京都線ですが、四条河原町と梅田という繁華街を結ぶ点では、観光的な利用も可能で、カップル、ファミリーなどに向けても、ちょっぴりリッチな移動空間として期待が持てます。
2024年夏、阪急京都線に座席指定サービス「PRiVACE」(プライベース)誕生 | |
関連HP | 座席指定サービス『PRiVACE』 WEBサイト |
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