立川水仙郷

立川水仙郷

洲本市街と南淡町を結ぶ県道76号(南淡路灘水仙ライン)沿いにあり、紀淡海峡を一望にする斜面に500万本の水仙が咲く私営の観光花園が立川水仙郷。急斜面で石ころが多い立川地区は営農には適さない地。その地を戦後、個人の力で美しい水仙郷に変えたのが東田芳高さん。UFO神社、「淡路島ナゾのパラダイス(秘宝館)」などを併設。

美しい水仙畑と、珍スポットUFO神社、秘宝館で有名に

UFO神社
UFO神社
ナゾのパラダイス
ナゾのパラダイス

戦後、入植した東田芳高さんはいろいろな作物の栽培を試み、酪農にもチャレンジしたが失敗。「隣の黒岩の水仙郷が成功しているなら」と水仙の栽培を決断。
初年度は50アールに球根を植え、昭和45年に初めて「立川水仙まつり」を開催するに至ったのです。

開花は例年12月から3月で見頃は2月から3月頃。
淡路島に春の訪れを告げる花で、見頃が過ぎた頃、桜のつぼみが膨らみ始めます。

「UFO神社」「チンチン音頭発祥の地碑」「ナゾのパラダイス(秘宝館/18歳未満入場不可)」などの珍スポットもあるのはご愛敬。
古物収集の趣味が高じてHなものも集め始め、ついには秘宝館開館にということで、性に関する珍品などを展示しているため、18歳未満はお断り。
当初は「淡路島秘宝館」でしたが、平成元年に『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送系)で完成されたテーマパークとは対極にあるものを取り上げる企画で、珍名所「パラダイス」と紹介され(人気シリーズの第1回目の企画)、名前も「ナゾのパラダイス」に変更しています。

花のピークは1~2月で、ヨーロッパ産の早咲き、寒咲きのニホンスイセン、ラッパスイセンが順に咲いていきます。
海へ向かって開ける斜面に一足早い春の訪れを告げる数百万株のスイセンの花が咲き競い、あたり一面に芳しい香りが漂う「パラダイス」に。
水仙の切り花、水仙の球根も販売。

立川水仙郷
立川水仙郷
立川水仙郷
名称 立川水仙郷/たちかわすいせんきょう
Tachikawa Suisenkyo(Home of the Daffodils)
所在地 兵庫県洲本市由良町由良2877-22
関連HP 立川水仙郷ホームページ
電車・バスで JR舞子駅から高速バスで59分、洲本バスセンター下車、淡路交通バス黒岩方面行きに乗り換えて50分、立川下車すぐ
ドライブで 神戸淡路鳴門自動車道洲本ICから約19km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 立川水仙郷 TEL:0799-27-2653/FAX:0799-27-1868
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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