横浜中華街、長崎新地中華街と並ぶ日本三大中華街が神戸市中央区の南京町。開港とともに通訳、そして貿易商としてやってきた華僑がルーツの南京町のシンボルが、関帝廟(かんていびょう)。明治21年の創建で、関帝聖君を主神に、大慈大悲観世音菩薩(聖観音)、天后聖母(媽祖)もあわせて祀られています。
南京町のシンボル的存在
現存する関帝廟は戦後の昭和23年の再建。
日本の伝統的な建築様式に中国風の意匠や様式を取り入れた形となっていて、珍しい華和折衷(中日折衷)のスタイルになっています。
山門に掲げられた「関帝廟」の扁額は、中国同盟会以来の古参の革命派で、国民政府の監察院院長、そして書道家でもある于右任の書。
中国風のおみくじも用意。
管理運営は、明治26年設立の華僑の組織、一般社団法人中華会舘が行なっています。
関帝廟は、チャイナタウンのシンボル、精神的な支柱で、横浜にも横浜関帝廟があります。
南京町・関帝廟 | |
名称 | 南京町・関帝廟/なんきんまち・かんていびょう |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区中山手通7-3-2 |
関連HP | 関帝廟公式ホームページ |
電車・バスで | 阪急花隈駅から徒歩10分 |
ドライブで | 阪神高速道路神戸線京橋から約2.5km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 南京町・関帝廟 TEL:078-341-2872 |
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