呉冷麺の元祖、「珍来軒」

呉冷麺・珍来軒

盛岡冷麺、別府冷麺とともに、日本三大冷麺のひとつに数えられるのが呉冷麺。今では広島県呉市のソウルフードとも呼ばれるまでになっていますが、その発祥の店は、「珍来軒」です。もともとは戦後、屋台でワンタン麺を扱う店でしたが、昭和30年、冷麺を独自に開発。これが呉冷麺のルーツです。

実は「冷やし中華の仲間」

呉冷麺・珍来軒

国内のラーメン店、中華料理店の老舗の数多くは、屋台をルーツにしていますが、「珍来軒」も呉市中通りが発祥。
海軍の街でもあった呉は、大正13年にすでに屋台の夜鳴きそばが26軒もあったことが『大呉市民史』にも記されています。
屋台は呉名物のひとつでもあり、現在も蔵本通りは、屋台の出店が許されています。

そんな屋台でワンタン麺を出していましたが、昭和30年に店舗営業を開始。
「看板メニューのワンタン麺の売り上げが落ちる夏場に売れる商品を」と独自開発したのが、呉冷麺というわけです。
麺は、タレに馴染むようにとコシがあり、しかもモチモチとした特注の平打ち麺。
そこに甘辛いスープを加え、唐辛子を漬け込んだ「酢辛子」で味わうのがセオリー。

つまり、名前は冷麺ですが、実は「冷やし中華の仲間」ということに。
それもそのはずで、「冷麺に中華そばの麺を使えば、冷麺でなく冷やし中華になる」というのが基本発想。
冷麺のような冷やし中華というのが、呉冷麺の特徴です。
「スープは飲み残しがないように麺全体にかかる程度の量に抑えている」とのことで、冬場でも冷麺を頼む人が多く、メニューも上の方(最初)に冷麺、続いて中華麺、ワンタン麺の順。
スープが少なめなので、よく麺にからめて味わうのがおすすめです。

なお、「珍来軒」公式HPでは、通販サイトも運営。
お取り寄せも可能です。

呉冷麺の元祖、「珍来軒」
名称 珍来軒/ちんらいけん
所在地 広島県呉市本通4-10-1
関連HP 珍来軒公式ホームページ
電車・バスで JR呉駅から徒歩15分
ドライブで 広島呉道路呉ICから約1km
駐車場 なし
問い合わせ 珍来軒 TEL:0823-22-3947
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
呉冷麺・珍来軒

呉冷麺の元祖、「珍来軒」

盛岡冷麺、別府冷麺とともに、日本三大冷麺のひとつに数えられるのが呉冷麺。今では広島県呉市のソウルフードとも呼ばれるまでになっていますが、その発祥の店は、「珍来軒」です。もともとは戦後、屋台でワンタン麺を扱う店でしたが、昭和30年、冷麺を独自

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