北オホーツク、北海道猿払村の浅茅野原野(あさじのげんや)の海岸沿いに続く原生花園がエサヌカ原生花園。とはいえ看板もなく、原野と原始砂丘、エサヌカ川沿いの牧草地が続くだけなので、訪れてもどこが原生花園なのかはっきりしません。エゾカンゾウ、ハマナス、ワタスゲ、コケモモ、ヒオウギアヤメなどが咲く初夏はまさに百花繚乱。
北オホーツクの海岸沿いすべてが原生花園!
舗装された車道が北オホーツクの海岸沿いに南北に走るので、国道を離れて原生花園のドライブを楽しみましょう。
オホーツク海からの強い海風で砂丘にへばりつくようなハナマスの群落にも注目を。
モケウニ沼、エサヌカ直線道路(猿払村道浜猿払エサヌカ線)などと組み合わせての探勝がおすすめです。
酸性の土壌、ポドゾル土壌に注目!
エサヌカ原生花園では、ロシア・シベリア地方のタイガなどに特徴的にみられるを観察できます。
湿潤低温環境で、分解されにくい針葉樹の落葉を多量に含む酸性腐食土壌から鉄やアルミニウムなどが溶脱されることによって形成される土壌のこと。
ガンコウランやイソツツジが分解して誕生したと推測できますが、温暖化によって、失われつつあります。
エサヌカ原生花園 | |
名称 | エサヌカ原生花園/えさぬかげんせいかえん |
所在地 | 北海道宗谷郡猿払村浜猿払 |
関連HP | 猿払村公式ホームページ |
ドライブで | 稚内空港から約52km |
駐車場 | 3台/無料 |
問い合わせ | 猿払村企画政策課 TEL:01635-2-3132 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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